姫野カオルコ(嘉兵衛)のブログ…運営&宣伝=KOGA工房

★小説家。嘉兵衛は雅号。「嘉兵衛」で「かおるこ」と読む。
 
ちょっと前のもの
 
11月18日 中日新聞、東京新聞、姫野カオルコ
中日新聞、東京新聞、インタビュー記事が、出てたそうです。
ごめん、本人、知らなくて…。土日なんで文春も休みで…。
(姫野カオルコ)
東京大学『彼女は頭が悪いから』ブックトーク 
2018年12月12日19時より、東京大学にて『彼女は頭が悪いから』ブックトークが催されます。一般入場できます。無料。「姫野カオルコ公式サイト」の「最近況」におしらせします。

(KOGA工房)
豊崎由美・大森望、姫野カオルコ、トークイベント、宝くじドリーム館、来てくださった方有難う。fm姫野カオルコ
11月14日(水曜)の、宝くじドリーム館での、大森さんと豊崎さんにお招きいただいてのトークイベントにいらしてくださった方、ありがとうございました。

このときの模様は、残念ながらラジオ放送はされません。
このイベントは、宝くじ協会(?)が持っている宝くじドリーム館で、毎日おこなわれる、いろんなタイプのイベントの、そのうちの一つであって、ラジオ番組の公開放送ではないので……。

by 姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)
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【文庫化記念 試し読み&謎解きキャンペーン!】〈姫野賞〉発表
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みなさま、ご応募、ありがとうございました。
謎解きに応募してくださった方も、そうでない方も、こちらにぜひアクセスを。

−新潮文庫編集部−


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みうらじゅん、憎いみうら fm姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)
肩書について話題のつづき。

みうらじゅんが週刊文春で、松本清張作品について、船越英二の息子さんと対談していて、とても読みごたえがあった。そのときの、みうらじゅんのプロフィールが、みうらじゅん(1958年生まれ、イラストレーターなど)、だった。

うーん!やっぱり、にくいね、みうら!

- | 11:04 | - | -
野村正育アナウンサー様、ご丁寧な感想をありがとうございました fm姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)
NHKの野村正育アナウンサー様、このたびは拙著にご丁寧な感想をいただきありがとうございました。
やはり、植物に詳しいだけあって、さすがのご指摘……ありがとうございます。
(姫野)
- | 10:51 | - | -
作家という肩書など、作家ではない職業の人に不要では? fm姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)

職業名を書かないとならないときがある。
その代表は、確定申告のときだ。
私の場合、著述業と書いている。税務署の用紙に「著述業者用」というのがあるので、それにいろいろと書いて提出する。

でも、だいたい、自由業と書いている。
映画の試写を見てのコメントを求められたとき。映画配給・宣伝会社の用紙には「肩書」という欄がある。
私のほかにはミュージシャンや女優の人がコメントしているので、これだと自由業という業種別名ではおかしいと思って、「著述業」と書いていた。
そしたら宣伝会社の人から、「著述業というのは、あまりふだん使わないのでわかりにくいので、作家か小説家にしてください」と言われ、いまは「小説家」にしている。

「作家」だと、漫画家も版画家も陶芸家も作曲家も、みんな作家だから、作家のうちの漫画家、作家のうちの陶芸家、作家のうちの小説家、と思って、そうしている。

その人が主に収入を得ている方法が、肩書、なんだと思う。

手塚治虫先生も「手塚治虫=医師、漫画家」とは書かなかった。


ある50歳の人が、これまでに1枚だけ、CDを出した(自費で)とする。その人は、六本木に駐車場を持っていて、それで高収入を得ている。と、その人の肩書は「駐車場経営」で、だめなのか? あるいは不動産業とか。

さて。
たとえば、△さんというミュージシャンが、自伝小説を出した。とても売れたとする。
でも、△さんの肩書は「音楽家」だと、私は思うんだけど、だめなの?

だって、滋賀県甲賀市忍者町1-20の藤丸さん(50歳)が、「これまでの自分の人生を書こう」と思って、自伝を書いたとする。すぐれた自伝だったとしても、すぐには出版できない。すぐに出版するのなら自費出版になる。
でも、売れない。
なぜかというと、滋賀県甲賀市忍者町1-20の藤丸さんのことを、多くの人は知らないからだ。
△さんの自伝小説が売れるのは、△さんがミュージシャン(音楽家)として、有名だからだ。

△さんの小説が売れることは何も悪くない。
でも、△さんが、自分の肩書を
「△(作家・ミュージシャン)」
というふうに変えるのは、わけがわからない。

女優の◇さんも、2冊、3冊と、小説を書いている。
すぐれた小説だったとしても、すぐれていなかったとしても、すぐに出版できるのは、◇さんが有名な女優だったからだ。
売れたのも、◇さんが有名な女優だったからだ。
すぐれた小説でも、売れない小説はいっぱいいっぱいある。
でも、◇さんも
「◇(作家・女優)」
という肩書に変える。

なんで?

△さんも、◇さんも、「音楽家」でいいじゃん。「女優」でいいじゃん。
というか、「作家・ミュージシャン」とか、「作家・女優」って、ダサくないか?
よい、わるい、というより、ダサいと思うんだが。

2018年に、作家という肩書は、「かもじ職人」とか「ろうそく屋」とか、絶滅危惧種なので、「もう古い作業なのだが、こういう職業もあることを世の中に知らせたい、」という思いなのだろうか?




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- | 13:39 | - | -
成りあがり、書いたのは糸井重里、でも矢沢栄吉、ものすごく矢沢栄吉 fm姫野カオルコ、
私は矢沢栄吉のファンクラブに入っていた。映画『RUN&RUN』も10回は見た。ファンになったきっかけは『成りあがり』。これは糸井重里が書いた。矢沢栄吉に密着取材して書いた。密着取材記で書かれた矢沢栄吉のデビューするまでの自伝。栄ちゃんは『成りあがり』を、自分で書いたとは思っていないだろう。「イトイってのがね、密着取材して書いたYAZAWAの今日までのイキザマよ」っていうふうに、ちゃんと思っていると思う。

栄ちゃんは俺が書いたとは言わないし、構成・糸井重里ってなってるし、ほんとに密着取材記録だから、「成りあがり」は「矢沢栄吉の幼少期からデビューまもないころまでの人生の記」として、出版当時は、いきいきとした文体でとても魅力的な一冊だった。

かりに、たとえ糸井重里が「よし、こういうふうに矢沢栄吉を世間の人に誤解させてやろう」とたくらんで、嘘八百を書いていたとしても(たとえ、だよ。たとえとして)。

『成りあがり』を構成して書いたのは糸井重里、でもまぎれもなく矢沢栄吉の記録、ものすごく矢沢栄吉。

『蒼い時』だって、山口百恵が、残間氏に支えられ、ナビゲートされできた一冊だから、だから、「構成」として残間さんの名前が出ているわけだ。

老年期になり、出してくる本の例がいちいち古くてすまないが、なにが言いたいかというと、◎さんが「自分で小説書いた」と思える…思っている、じゃなくて、「思えている」のが、ふしぎだということです。ほんとに。

- | 09:48 | - | -
小説は自分で推敲までして、自分で書いたと言える  fm姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)
◎さんは、小説を書いている、と自分で思っているのだろうか?
なぜ、そう思えるのだろうか?

小説を書くというのは、すじや気持ちを考えることではない。
小説を書くということは、すじや気持を、文章で、表現する、ということだ。

すじや気持が頭に浮かぶびしゃべる、までをやって、あるいは、ノートに第一草稿を書いて、さて、これをどう完成させるか(どう公に発表できる商品にまでしあげるか)……原稿用紙に書き出して(あるいはpcの画面に入力しだして)、ああでもない、こうでもないと、懊悩し、うまくできないから、みんな悩んで、悩んで、やっと完成させて、応募したり、編集者に渡したりするわけだ。

原案を書いて、あとは別の人に推敲させているのなら、それは、本人が書いた小説じゃない。

でも、◎さんは、自分が書いた、と、きっと思えるんだろう。
テレビで人気を博すということは、しゃべっておもしろいと思ってもらえている、ということだから、しゃべって、それをさらに自分が字にして、でも推敲は別人がしたとしても、それは自分のもの、と思えるんだろう。

小説というのは、文章で表現することだ。
推敲まで、ぜんぶ自分でやらないかぎり、自分で書いたとは言えない。
それでも成り立ち、出版社もそれで出すというのなら、それは「名前貸し小説」として売ればよい。

※注…手を怪我して書けないとき、病気で寝たままの姿勢をよぎなくされているとき、そんなときに、たとえば、
「私がウスウスト目を覚ましたとき、てん、〃さます〃は〃覚醒のカクで漢字〃、こうした蜜蜂の唸るような音はて、まだてん、その弾力の深い余韻を、てん、私の耳の穴の中にハッキリと引き残していた マル、改行…」
と、本人が原稿用紙に書いたように口述して、筆記させていくのであれば、それはその人が書いたものですよ。

でも◎さんのはそうじゃないんだもの。思ったこと(思いつきとか、イメージ)をばばばっと書きなぐって、あとは編集部の×さんがぜんぶみなおして推敲して書き直しているんだもの、そんなので◎さんは、なんで「自分が書いてる」と思えるんだろう。
昭和の犬、姫野カオルコ、どこがおもしろいの?
『昭和の犬』姫野カオルコ、どこがおもしろいの?わからない。という人はぜひ映画『プリティ・ウーマン』を。
それからこれも。