姫野カオルコ(嘉兵衛)のブログ…運営&宣伝=KOGA工房

★小説家。嘉兵衛は雅号。「嘉兵衛」で「かおるこ」と読む。
 
ちょっと前のもの
 
北区の幼稚園、小林多喜二、新橋スエヒロ

中川成夫(元・特高)は、戦後は高輪署長→築地署長と出世、旧区制時には滝野川区長になり、東映の取締役になり、そのうえ北区教育委員長になって、奥さんに北区で幼稚園を経営させているのですが、彼の肌の記憶はどういうしくみなんだろう?小林多喜二が自分の拷問で死にゆく感触が肌に記憶されていると思うのだが、そうした記憶を「削除」できる機能が彼には備わっていたのだろうか?そもそも「滝野川区長」という地名で小林多喜二を思い出さいのかな。新橋スエヒロの山県為三も。正義の聖戦(聖拷問)という自己洗脳をかけるのだろうか。

柴野未知 訳詞 麻丘めぐみ fm姫野

天地真理がポルナレフの「ホリデーズ」をうたっていたとは。しかも、日本語の歌詞がよくできている。柴野未知さんの日本語訳詩は秀逸です。

https://www.youtube.com/watch?v=JSWJUq_8J5Q

麻丘めぐみ、夏木マリ、あべ静江、もうたっていたとは。相田翔子は「愛の物語」をうたっていたとは。

バブルさんからいただいたポルナレポートですが、これを読もうとすると1日1ページも読めない。1ページ読んで1週間くらいとまってしまう。1行ごとに、いろいろと感慨深くなって、とまってしまうのです。ポルナレフに関することはもちろんですが、「1967年に…」などと書いてあると、そのころの時代の空気を思い出し、それは滋賀県の田舎の片隅での空気にすぎないのですが、そのころの、TVや雑誌で報道されてくる世界はこんなふうな空気があったと思い出し、天地真理の「ホリデーズ」の日本語歌詞の柴野さんから、また京浜安保共闘の赤塚北交番襲って射殺された人を思い出したり、いろんなことをこまごまこまごまと思い出し、胸がいっぱいになってきて、自分がいまどこにいるのか把握できなくなってめまいがしてきて何もできなるのです。それで、これではいけないと思い、ときどき読むのを休んだりして、まだ読んでいます。「お金でセックスさせる娘(原題)」→すてきなパリジェンヌ→しあわせの足音→すてきなランデブーという邦題の変遷にも、時代を感じて、またたちどまり…胸がいっぱいになる。

 

けものみち、池内淳子のメイクが…、昔の映画と男女、fm姫野

古い映画を上映する映画館が都内にはありますが、圧倒的に男性客が多い。

映画館だって商業ビルだって、ふつうは女子トイレに列ができる。

しかし、こういう映画館は男性トイレに列ができる。

男性トイレに列ができてて、女性トイレはすいてる、という現象は、こういう「古い映画を上映する映画館」でしかおきない現象です。

 

「俺は鉄平」とか「ハリスの旋風」とか「巨人の星」とか、古い漫画の復刻版はどんどん出ます。みんな少年漫画です。

少女漫画は出ません。

男性は、想い出に金を出す。だが女性は出さない。女性が想い出に価値を見ないというよりは、すっかり忘れているから。(総じて、という意味ですよ。上記映画館でも、女子トイレは私だけが貸し切りだったわけではないんですし)

 

男性は過去の女をいつまでもおぼえているが、女性は昔の男なんか分かれた直後から忘れる、とよく言いますが、こうした「古い映画館」のトイレの列の男女差を見ていると、実感できます。

 

さて、「けものみち」須川栄三監督・池内淳子版を、御覧になった方も多いと思うのですが、私は、昔の邦画は好きですが、これははじめて見まして。

 

140分と長い映画なんですが、そして秀作なんですが、私はずーっと池内淳子の眉のメイクがヘンではないかと、それが気になって気になって。「〜」の形に描いてあるんですよ、眉ペンシルで。鼻のほうがやや太く描いて、眉尻のほうがダリのヒゲみたいにちょろりんと上にハネあがって、「〜」の、これの向かって左がちょっと太いかんじになってるの。なんで、こんなメイク? 気になりませんでしたか? といっても男性が圧倒的に多かったから、眉のメイクなんかより、入浴シーンのほうばかりに気が向いたかもしれませんが。

 

伊藤雄之助、小沢栄太郎、大塚道子は、「いつもの役柄」でした。

 

コインに詳しい方、教えて、東京オリンピック、fm姫野カオルコ

大掃除をしていて親の遺品から出てきた記念コイン※注=画像は下方にあります。

東京オリンピックや、昭和天皇在位60年記念、大阪万博コインなど。

(1)記念コインは、いまでも通過として利用できるのでしょうか?

(2)金額以上の価値ってあるのでしょうか?

これから自力で調べてみますが、もし、このブログを御覧になっている方で、こうしたことに詳しい方がいらしたら、お教えください。遺品整理にも死後10年たってとりかかっているしまつ…。たくさんのお手紙(とりわけ朝日新聞社宛ての)にも返信しきれませんこと、何卒あしからずお許し下さい。。

http://himenoshiki.com/welovehimeno/yybbs/yybbs.cgi?

 

記念コイン・ブログ用.png

ちあきなおみ、1972年12月、オリコン

ポルといっしょに載った.jpgちあきなおみの「喝采」が大ヒットした1972年。

これは朝日新聞2016年、6月25日のbe紙面↑

この年の曲で好きな曲を、朝日新聞がデジタル会員にアンケートした結果と、当時のオリコントップ10が横に載っている。

オリコンも、読者アンケートも、現在では考えられない結果である。日本の歌の中に1つだけ外国の歌が入っているんである。

字が小さいからわからないだろうから、下に書くよ。

まず、当時のオリコントップ10

1−女のみち(宮史郎とぴんからトリオ)

2−喝采(ちあきなおみ)

3−漁火恋唄(小柳ルミ子)

4−小さな体験(郷ひろみ)

5−雨(三善英史、田中角栄の下の写真)

6−同級生(森昌子)

7−愛の休日(ミッシェル・ポルナレフ)

8−そして、神戸(内山田洋とクールファイブ)

9−折鶴(千葉紘子)

10−あなたが帰る時(三善英史…なんと二曲トップ10入り、あなた女?シルコットパフ…って若い人にはわかるまい)

 

朝日新聞読者票(やはり1曲だけ洋楽が入っているんである)

1−喝采

2−せんせい(森昌子)

3−雨

4−そして、神戸

5−女のみち(ううむ、オリコン1位もこっちでは5位なのは朝日新聞読者対象のアンケートだからだろうか?)

6−バス・ストップ(平浩二)

7−虹をわたって(天地真理)

8−愛の休日(ミッシェル・ポルナレフ)

9−折鶴

10−ふたりの日曜日(天地真理)

11−狂わせたいの(山本リンダ)

12−同級生

13−漁火恋唄

14−れんげ草(ビリーバンバン)

15−悲しみよこんにちは(麻丘めぐみやで、サガンやのうて)

 

若者(30歳以下)でも、ちょっと音楽にくわしい人ならシルビー・バルタンもアダモも知っているのに、ミッシェル・ポルナレフとなると首を傾げる。年かさの人(65歳以上)も、知らない。

ポルナレフは、ほんとに世代をチョー限定して知られている歌手である(日本では)。

だが、このように、日本の歌の人気チャートにすら1曲まじってしまうほど、大人気だったのである。

アイドルの麻丘めぐみに「悲しみよこんにちは」という題で歌わせたのも、ポルナレフ人気にあやかって、フレンチな香りを出そうとしたのである。それくらい人気だったのである。

 

感慨深くこの紙面を見た。本当に感慨深かった。「ミッシェル・ポルナレフ」という活字が印刷された朝日新聞(亡父が信奉していた)の、その次のページに自分の原稿も掲載されているからである。時間の流れが過去に現在に行き来し、きゅーっと倒れそうな感慨に、しばし床にひろげた新聞をじーっと見ていた。

鳩山由紀夫の夫人、宝塚、メナムに赤い花が散る fm姫野カオルコ(嘉兵衛)
受験で日本史を選択した人にはおなじみ。
玄洋社です。
ここの寺田さんの長女のカオルコさんが鳩山家に嫁に行かれたわけです。
カオルコさんのお姑さんが共立女子大創立者の鳩山春子さんです。

鳩山由紀夫総理のおばあさんがカオルコさんです。
私の世代が子供のころ、おばあさんにはよくカオルコさんとかサクラコさんがおられました。
テツエコさんというのもおられました。

鳩山カオルコさんも、カオルコというのが「いやだわ、婆さんくさいわ」と思われたのか、途中から「カオル」に変えてらっしゃる。

さて、カオルコばあさんには、お孫さんが何人かおられる。
ユキオさんの弟さんも議員さんです。
その奥様は『少女フレンド』の表紙を飾っておられた、あのかわいい人。
風邪をひくと「風邪、ジキになおって〜」と風邪薬ジキニンをすすめてくれた高見エミリーちゃんです。
ユキオさんもかわいいタカラジェンヌを娶られ、弟さんもかわいいタレントを娶られたのでした。

ユキオさん夫人は、47期生で、宝塚時代の名前は若みゆき。
初風諄と同期。初風さんは「大抜擢で1967年で主役の相手役に……」という人だから……若さんは1968年ごろ舞台に立たれてたのかしら?

たしかそのころ、宝塚は『メナムに赤い花が散る』というのを宝塚大劇場でやったのでは? 
実はそれを、当時小4だった私は大人の人に連れてもらって宝塚まで見に行ったのです。そのときの舞台の、アユタヤ王朝時代のインテリアが「ステキー〜」と思ったのをおぼえています……。
「メナムに赤い花が散る」を、私、もういっかい見てみたいなあ。

2009年9月14日記事・再録)

profile

 月刊PHPより−【ひ】姫野カオルコ(ひめの・かおるこ)日本の小説家。1958年滋賀県甲賀市生まれ。非大衆的な作風だが独特の筆致の心理小説で読者層は男女同数。『昭和の犬』で第150回直木賞を受賞。最新刊は『謎の毒親(新潮社』。最新文庫は『純喫茶(PHP文庫)』

連絡先は「姫野カオルコ公式サイト」から http://himenoshiki.com/

 

1980年代、シャンプー、ウエラ(グリーン)、に近い匂い! fm姫野
過日のブログで、「ウエラのシャンプー、ジェントルケア、それのグリーン」の香りが好きだったこと。オイリーヘア向きなので自分の髪質とは合っていなかったのに、香りを嗅ぎたくて買って、シャンプーとして使わず、机のそばにおいて、ときどきクンクン嗅いでたこと。でも、このシャンプーが今はなくなってしまったこと。似た香りの香水かなにかないか。…そんこなことを書きました…。

そして、昨日のこと。
石鹸を使った。
その石鹸は、あるとき、サンプルをもらって(どうやってもらったのか忘れた)、袋から出して石鹸置きにおいて、2日くらい使っていなかった。袋はポイと捨てた。

そして使ったら、「あっ、似てる!」だった。
あの幻のウエラのシャンプーの香りに似てる。
しかし、なんの石鹸? どこの石鹸? 袋捨てちゃってるよ。
しかもゴミ袋は集合住宅の所定の位置にすでに出してしまった。
しかたなく、そこに行って、泣く泣く結び目をほどき、さがしたがない。
「もう、あきらめよう」と思い、部屋にもどる。

はっ。
もしかして、あれは「紙」ではなく、「プラ」だったのでは。だって石鹸を包んでたんだし。
そこで。
「プラ」に分別したほうのゴミ袋をちょっと見たら、あったー!

横浜市のゴミの分別が、やたら細かく細かくてたいへんだ、と思っていたが、このときばかりは
「横浜市、細かく分別してくれて、ありがとう」
と思いましたよ。


というわけで、その石鹸は↓。
発売元は、サントリーウエルネス。
おお、そうか、エアロビクスのコリオがおぼえにくくなったので注文した、「サントリー・オメガエイド」についてきたサンプルだったんだな。

conoha
skincare  soap
charcoal &clay
ご注文は0120-508-012

気持ちを落ち着かせる6種類のハーブ製油をブレンド。
泡立ちもすごくよいです。
サントリーウェルネスさん、この石鹸の香りの練り香水を出してほしい。
(fm 姫野カオルコ)

新聞取材時掲載のプロフィール
姫野カオルコ 【ひめの・かおるこ】
作家。1958年滋賀県甲賀市生まれ。非大衆的な作風と筆致だが独特の視点で男女同数の読者層。2014年『昭和の犬』で第150回直木賞を受賞。著書多数。最新作は『謎の毒親』。連絡先は「姫野カオルコ公式サイト→トップページの【連絡方法】から
http://himenoshiki.com/


 
ホテル・カリフォルニアはなつかしくない、1980年に胸キュンにならない、理由、舟木一夫、日曜ブログ4つめ fm姫野
K本irのエアロで、曲が流れはじめると、「これ、懐かしい人ー」と、k本先生が訊いた。
何人かが手をあげた。「ホテル・カリフォルニア」だった。私が手をあげなかったので、同い年のノリちゃんが「ヒメちゃん、なんでよ、知ってるでしょ」と言って、「先生ー、ヒメちゃん、手をあげませんー」と言った。

私は年齢をごまかしたくて手をあげなかったのではなく、「懐かしい人ー」という質問だったから手をあげなかったのだ。
「ホテル・カリフォルニア」という曲はきいたことがあるが、それは19歳の人が「さくらさくら」とか「ベートーベンの第9」とかをきいて、なんの曲かはもちろん知ってるが、「なつかしい」とは感じないのといっしょである。

私は大学生時代に、なんの郷愁もない。いやだったというのではない。懐かしくないのだ。もっと正確にいうと、「大学生」という立場や、大学生が主人公のドラマ、小説、漫画に興味をそそられない。自分が大学生のときのことも、だから興味がわかない。
興味がわかない理由は、ブログで書くには長くなりすぎるのでやめる。

それでまあ、エアロの時間に話はもどって、
「いや、若く見せようとしてるのではなくてですね、私はもっと気持ちが昔にあるのです…」
と言ったら、
「だれ? だれくらい?」
と栗本先生が聞くので、
「舟木一夫」
「えっ、舟木一夫」
と先生が返し、先生はマイクをつけているので、「舟木一夫」という部分が大きくスタジオに響いた。
生徒さん全員、大笑い。あんなにスタジオが(^0^*にわいたことはないというくらい。

でも、ノリちゃんは私と同じ年なのだから、舟木一夫は知っているわけだ。
でも、ノリちゃんは舟木一夫にはぜんぜんぴんとこない。
多くの人は、なんで、あんなに10歳以下のときのことを忘れてしまうのかな。

そのあと、ストレッチをしていると、72歳くらいの会員さんが、私のそばにやってきた。
「あなたのご本を読んで、ふしぎだったのよ。古いことばかり書いてあるから。あの人、若いのになんでこんなに古いことを知っているのかしら」
とおっしゃる。

うーん、でも、司馬遼太郎先生だって、べつに坂本龍馬とつきあいがあったわけじゃないと思うんだよね。思うというのはへんか。つきあってなかったよ。断言。その時代に生きてたわけじゃないのだから。

まあ、こうした話は、スポーツジムでは言ってはいけない話題なんだ。
「エッセイ」もしかり。深く入らないように、えぐらないようにしなくてはならず、だから、私は、いわゆるエッセイというのを書くのが嫌いです。日曜は3、4つ更新されています↓。
怪奇大作戦、岸田森 by姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)
小学校から同級生のケイコちゃんが、高校時代に買ったという「新劇名鑑」の1ページを写真メで送ってくれた。岸田森の顔写真。。。

私はむかし、岸田森に本当に恋をしていた。ほんとにほんとに。胸が痛くなるほど恋していた。なにが好きかといって、スーツを着た袖口に腕時計をしていて、その腕時計を見るとき、スーツの袖とワイシャツが見えるのが、なんだかもう、ほんとに興奮した。きっと学校の制服姿の女性に興奮する男性の心理はああいうかんじなんだろう。

わりに知らない人が多いんだが、岸田森は岸田今日子とイトコである。
やっぱり親戚なので、個性的どうしなのか。
岸田森は、たしか法政大学出身……。
「新劇名鑑」には「趣味は蝶の採集」とある。これは中学のころ、私もどこかで読んだ。異常性格者が主人公の「コレクター」(映画)を思い出し、この人にフィットした趣味だなあと思ったおぼえが……。
 
なぜ岸田森が好きになったか。その原因は「怪奇大作戦」である。牧さんという役をしていた。sri(科学捜査研究所)でスーツを着ていた。
「怪奇大作戦」はいまみても傑作で、このブログを見ていてくださるみなさんにもおすすめです。「ウルトラQ」の次が「ウルトラマン」、次が「ウルトラセブン」で、次が「怪奇大作戦」。初回放映は「怪奇、壁抜け男」。

この主題歌は、「闇をひきさく、あやしい悲鳴、だれだ、だれだ、だれだ、悪魔が今夜もさわぐのか、エスアールアーイ、謎をとけ……」というやつ。
(たぶんユーチューブなどでアップしている人がいると思うのでよかったら見てください)
これのソノシート(薄い、ペラペラのブルーの下敷きみたいなレコード)が付録についてた。「小学四年生」の付録だった。
イントロがちょっとなって、歌がはじまる前に
「ギャーッ」と叫び声(男)がはいって、上記の歌になる。
オクタカシと、フカオトシアキくんと、ケイコちゃんが、私の家に来たことがあって(理由は忘れた)いっしょにあそんで、このレコード(ソノシート)をかけた。
そしたら、「ギャーッ」という叫びをみんながまねした。
やはり子供だったので、おもしろかったようだ。叫ぶのが。
みんなで叫んで、叫びを強調するあまり「ギャーッ」の「ーッ」のあと「ッペッ」と、つばをはくみたいになった。
それ以来、学校で、ケイコちゃんが「ギャーッ、ッペッ」と言うと、フカオくんとオクくんが、つづいてすぐ「ペッ」といい、三人で「ギャーッ、ッペッ」「ッペッ」とはやしたててたのが、いまではなつかしくたのしい思い出です。

もう岸田森も今日子もこの世の人ではなくなりましたが…(;_;)
さよなら東横渋谷駅、青山学院、東横ボード ダバダバダ男と女 by姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)

滋賀県の田舎町から東京に出てきた私は、東横線渋谷駅を見たとき、「男と女」みたいと思いました。
クロード・ルルーシュ監督のフランス映画「男と女」、主題歌シャーラーラー、ダバダバダ、ダバダバダ にのって、二人がリヨンだかどこかの駅で待ち合わせる駅みたいと。フランスの駅じゃなくても、親指シフト開発の企業富士通単独提供番組「世界の車窓から」を見ていると、ヨーロッパの駅舎には、わりと東横線渋谷駅のような雰囲気のものが多かったような。

青山学院大学文学部の同級生と飲み会をするときは、当時はケータイ電話がなく、みんな東横線改札出た右の、ちょうど昨日まで売店のあったあたりに、黒板の伝言板があり、それを「東横ボード」と呼んでいました。

「じゃあ、6時に東横ボード」などといって待ち合わせるのがつねでした。
つい最近まで、私は、たとえば編集者(1980年生まれ)と待ち合わせるのに「××時に東横ボード」と言っており、相手から「東横ボード? なんですか、それ?」と訊かれていたものでした。

「東横ボードあと」も、もうなくなるのね…。
「電車を待ってるだけで、あなたもアヌーク・エーメの気分」「特急か各停かで迷ってるだけで、きみもジャン・ルイ・トランティニャンの気分」にさせてくれた、あのすてきな駅舎も…。

ああ、さびしいなあ。
昭和は遠くになりにけり。
http://www.youtube.com/watch?v=Kq7M_5MH1_0