姫野カオルコ周辺ブログ…運営&宣伝=KOGA工房

★小説家。嘉兵衛は雅号。「嘉兵衛」で「かおるこ」と読む。
 
ちょっと前のもの
 
(姫野カオルコtw.)及川光博じゃなくて三橋じゃなくて浅香じゃなくて酒井のミッチーサハラ
ミッチー・サハラという名前をつい最近知った。
夢見るシャンソン人形をうたっていたから、小学生のころきいていたのかもしれないが、名前は最近知った。
知ったときには、すでにお亡くなりになっていた(2000年没)…涙。

ハーフじゃなくて、酒井道枝さんというそうだ。13歳で歌手デビューして16歳で作詞作曲した「聞いてよお願い」を発表。1960年代には文化放送の深夜放送のDJ(パーソナリティじゃないでしょう、やっぱ、私の世代にはDJだね)をしてらしたそうだ。

夢見るシャンソン人形の日本語バージョンではダントツでいいのではないか。なんともすごくキュートで、「ゴールド・フィンガー」なども、本家バッシー姐さんとはひとあじふたあじもちがう、なんか、クロディーヌ・オージェがゴールド・フィンガーうたったらこうなるようなかんじだ。

渡米してアメリカで仕事なさっていたようだが、2000年にお亡くなりになっていて…涙。

ミッチー・サハラ「ゴールド・フィンガー」
https://www.youtube.com/watch?v=mue58QJLPvc

ミッチー・サハラ「イパネマの娘=イパネマの少年」
https://www.youtube.com/watch?v=gTA5GghA7No

ミッチー・サハラ「夢見るシャンソン人形」
https://www.youtube.com/watch?v=7N57PF-MEZc
(姫野カオルコtw.)『彼女は頭が悪いから』はじっさいのところR35だと思うけどな…。
著者は品物を作るけど、品物の販売は、どこかの企業(多くは出版社)に販売を委託しているので、納品して販売委託した後のことは、そこの会社に、たいていのことはまかせて、納品後はひっそりと暮らしているわけですね。
(品物つくっているときも、一人作業でひっそりとしているが)。

なのでプロモーションは出版社にまかせていますが、
『彼女は頭が悪いから』とか『ツ、イ、ラ、ク』とか『桃〜もうひとつのツイラク』とかは、35歳以上の人に読んでほしいのが正直な気持ちです。

エドワード・ヤン監督の『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』とか、アゴタ・クリストフの『悪童日記』Le Grand Cahieとか、ニール・ジョーダン監督の『ブッチャー・ボーイ』とか、中学生、小学生が主人公だからって、中学生や小学生が読んだところで、ぜんぜんおもしろくないと思う。

主要登場人物が中高生だから中高生向き、大学生だから大学生向き、というのはちがうよ。むしろ、その時期を過ぎてこそ、その時期がインタレスティングに観察できるというものですよね。
『彼女は頭が悪いから』って、学生さんが読んでも、「木」に目がいくばかりで「森」が見えないように思うんですが…。
老婆心だろうか。


『おじいさんのランプ』は、主要キャラがおじいさんだけど、南吉さんは子供に(おもに子供に)読んでほしくて書いたとおもうなあ。
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ツ、イ、ラ、ク外伝が増刷、「桃〜もうひとつのツ、イ、ラ、ク」増刷(角川文庫編集部)
『ツ、イ、ラ、ク』の外伝である『桃〜もうひとつのツ、イ、ラ、ク』の、電子書籍ではなく、文庫版。
しばらく品切れになっていましたが、増刷しました。
これを機会にお求めください。
(角川文庫編集部)

参考↓
https://www.amazon.co.jp/%E6%A1%83%E2%
80%95%E3%82%82%E3%81%86%E3%81%B2%E3%81
%A8%E3%81%A4%E3%81%AE%E3%83%84%E3%80%8
1%E3%82%A4%E3%80%81%E3%83%A9%E3%80%81%
E3%82%AF-%E8%A7%92%E5%B7%9D%E6%96%87%E
5%BA%AB-%E5%A7%AB%E9%87%8E-%E3%82%AB%E
3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%B3/dp/4041835151
ショーケン、ラストダンスは私に、 fm姫野

ショーケンの新しいアルバム。ショーケンといえば私と同世代のみなさんこそ、かえって「オー、ママママー」のイメージしかないかもしれませんが、ショーケンの「ラストダンスは私に」は、いいんですよ、ほんとに。「愚か者」も、やっぱりショーケンでないとね…。ショーケンの「愚か者」をきいたあとでマ●チのやつを聞くと、なんかこう、「ぷぷ」を通り越して、目眩がするくらい、ショーケンの大勝。

 ←似顔絵(by姫野嘉兵衛)

関係ない話ですが、わたくし、萩原健一さんという編集者に担当していただいておりまして、「部長と池袋」は光文社のショーケン担当で出た文庫でございます。。。

https://www.amazon.co.jp/%E9%83%A8%E9%95%B7%E3% 81%A8%E6%B1%A0%E8%A2%8B-%E5%85%89%E6%96%87%E7% A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%A7%AB%E9%87%8E-%E3 %82%AB%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%B3/dp/4334768539 (注/2017年10月26日ブログ再アップ)
中江有里さんの朗読「蕎麦屋の恋」
「蕎麦屋の恋」が増刷しました。NHKラジオ番組で紹介されたとき、中江有里さんの朗読がとてもよかった。
https://www.townnews.co.jp/0110/2015/07/16/291529.html
(姫野カオルコtw) 文春の「菜の花」が表紙になってる号のp96。森秀樹さん力強い描線なので女の人がいつも力士に見えるのですが、この号のこのページの足は、ほんとにとりくみで負けた力士の足に見えてしまい…。
そしてこの漫画の山崎蒸の顔はプーチン…。
鹿島茂、「姫野カオルコ的ボヴァリー夫人絵本」書評
鹿島茂・評 芸術新潮2003年6月号
フローベールもびっくり! 
姫野カオルコ(文)×木村タカヒロ『ボヴァリー夫人』角川書店

*****
古典は再話(リライト)を許す。ゆえに、皆、リライト(漫画、映画、TVを含む)でお手軽に済ませてしまって、原作(オリジナル)を読まない。
 とはいえ、これはこれで決して間違った態度ではない。なぜなら、古典というのは細部を削ぎ落としても本質はいささかも損なわれないものであり、また、リライトが量産されてこそ、古典の視覚を得るともいえるからだ。
 
 しかし、では、優れたリライトというものがあるのかというと、それはまた別の問題だ。なぜなら、優れたリライトをするためにはなによりも作品の本質を把握する理解力と、その本質を自分の言葉で言いなおす表現力がなくてはならないからだが、そんな能力のある人はリライトなどしない。かくして、優れたリライトというのはほとんど形容矛盾となる。

 しかし、ここに小さな奇跡が起こった。『世界の名作を現代作家と画家がコラボ』が謳い文句のシリーズの『ボヴァリー夫人』がそれである。
 まず、文を担当した姫野カオルコ。日本で唯一といっていいメタ文学の書き手である。メタ文学というのは、表面的な物語の上に、それ自身を批評するもう一つの物語が存在している文学のことで、『ドン・キホーテ』に始まって『ユリシーズ』に至る系譜である。
 
 その姫野カオルコがメタ文学の最高峰『ボァリー夫人』に挑むのだからこれが興味をそそらぬはずはない。
 また、絵を担当した木村タカヒロ。美術界の最注目株で、コラージュを主体としたその独特の画風は、挿絵にはピッタリの不思議な文学性を有している。
  だから、この二人の手になる『ボヴァリー夫人』が面白くないはずはない。

「むかしである。男用の便利女と、女用の便利男、を比較して、両者がそっくりであることを知る機会など、少女にはなかった。(中略)エマは身を焦がして待っている。塔に閉じ込められた自分を、丘の上から馬にのってやってきて、さあっとさらっていってくれるヒーローの訪れを」
「免許医、シャルル・ボヴァリー。(中略)温和でまじめな男子生徒が、そのまま大人になったようなシャルル。永遠の少年。それはシャルルのためにこそあることば。しかし、少女も熟女も、女というものはたいてい、シャルルとは正反対の男を、永遠の少年のようだと形容する」
 つかみの部分としては最高の要約ではないか。しかも、絵の方も私の知っている『ボヴァリー夫人』のどの挿絵本よりも人物の真実を衝いている(特にシャルル)。

 ハイライトの農事共進会の場面は、まさに姫野節全開である。
「『どうしてってって…』ロドルフは自嘲するように鼻から息を抜く。『……それは、ぼくは悪い男だからですよ』様式美はいつも自分を悪い男だという。(中略)『友人? そんなもの…。ぼくはいままでだれにも理解されたことがなかった』様式美はいつも、理解されない。」
 
 この農事共進会の場面から、森で二人が結ばれるところまで、挿絵はつづら折りに出来ていて、ロドルフとエマの、どっちもどっちの「様式美」が、しかも、十分に「メタ」を含みながら描かれていて見事。

 最後の「184×年、フランスの地方の町。永遠の少女と少年の物語」という、結論=理解にも納得。
 これは、『ボヴァリー夫人』の文と絵とによる完璧なる二重の「解釈」である。

(KOGA工房)
ボヴァリー夫人、姫野カオルコ、まだ買えるようです 角川の「大人の絵本」
姫野カオルコ的フローベール「ボァバリー夫人」、絵・木村タカヒロ、30分で読める大人の絵本
https://www.kadokawa.co.jp/product/200212000083/
まだ買えるようです。(KOGA工房)

ツイッター文学賞2019、彼女は頭が悪いから、ベスト5入
10回だけ開催と限って発足されたツイッター文学賞
その2019年、第9回目の発表があり、『彼女は頭が悪いから』がベスト5を得票しました。

(KOGA工房)
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(姫野カオルコ)「喪失記」姫野カオルコ、東大新聞でやめてくれと言われた説明、増刷が決まりました、なぜ?
「喪失記」(角川文庫)を上梓したのは、「ちょっと前」のような気がしていましたが、「むかし」だよね、大学生には。

「処女膜を自分でドライバーで掻爬する主人公の話」という説明を、東大新聞の取材のおり、「読者には過激なのでやめてほしい」との旨、乞われ、「処女であることを自責する主人公の話」としたのですが、「処女手あることを自責して処女膜をドライバーで掻爬する」というのが読者に過激というのなら、昨今の、ネットの、小学生もかんたんに見られてしまう画像や動画はどうなるのか、ふしぎでしたが、そういうものなのでしょうか……ね……。ふしぎですね……。

人権擁護を訴え「ながら」、あんなことをする広河氏と、・・・・「ながら」あんなことをする・・が、まかりとおっているのは、ほんとにふしぎですね。ふしぎの国のアリスですね。

このふしぎに、世の中の人がめざめたのか、「喪失記」が、18年ぶり久しぶりに増刷し8刷となりました。この機会にアマゾンで…(…が気弱……)

(姫野嘉兵衛/カオルコ)2019.2.17ブログ再アップ