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★小説家。嘉兵衛は雅号。「嘉兵衛」で「かおるこ」と読む。
 
ちょっと前のもの
 
滋賀県立高校 tw.姫野カオルコ
姫野くんが死んじゃったよ。高校の同級生からメールが来た。
痩せてて背が高くて、顔は内藤陳と草刈正雄を足して割ってルートしたような顔で、およそ文芸とか文学とかってガラじゃなかったが、所属は文芸部で(帰宅部として入部したと思われる)。
私が2−4で、いつもマスクしてなにもしゃべらないドヨーンと沈んだクラス作りの張本人だったイチオ先生のクラスで、姫野くんは2−3で若手で明るい声の大きな井上先生のクラスだった。

姫野くんと廊下ですれちがった瞬間、ひらめいた。
「この人は学校の壁の中に入り込んでしまうSFの主人公にするとよい」
と。
それでダーッと短編を書いた。サナエちゃんを描いた人のように大学ノートに(裏表紙じゃなかったけど)。
すごくいいできだ、と我ながらおもった。
月日がたっても、よいできで、いまでも持ってる。

久太郎君とプッチと姫野くんと、この三人の顔(外見)は、とにかくストーリーを喚起させる顔だった。

姫野くんとは、在校中も話したことなく、卒業してからも話したことなかった。
それに、姫野くんて、本というものを一冊も読んだことのないような人だったので、なにか機会があって話したところで、なんの会話もできなかったと思う。

そんな姫野くん、死んでしまってかなしい。
こないだ中学の同級生が死んだしらせを受けたとこなのに。
中学や高校のとき、死ぬなんてことは、自殺とか難病でないかぎり、関係ないことだった。
それがこの数年、学校でおてんばだったり、悪さばかりしてたりした女子や男子が、つぎつぎと死んでしまって、哀しい。

(注)2010/1/8ブログ再アップ