姫野カオルコ(嘉兵衛)のブログ…運営&宣伝=KOGA工房

★小説家。嘉兵衛は雅号。「嘉兵衛」で「かおるこ」と読む。
 
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「昭和の犬」の紫口市、香良市はどこか fm 姫野カオルコ

紫口は 大津です。
香良はマキノです。
紫口は彦根です。
香良は長浜です。
滋賀県ならどこでもあてはまるのです。「滋賀県のある町」の象徴なのです。
「滋賀県の、とある町」として、設定した地名です。
滋賀県に住む人なら、だれもが「あ、ここ、わたしの(ぼくの)住んでたとこや」と思うような町にしようと、つけた地名です。

滋賀にかぎらない。きっと福井だって、長野だって、愛媛だって、大分だって、「大都市ではない小さな町」には、いろいろとメンドウなことがありましょう。
そんなメンドウさの中で、さらにまた家の中で、苦しい気持ちになっている子供がいることを、意外に大人は気づかない。
子供は、子供ゆえに、他者に語る語彙や知識がない。
味方がいないのです。
その小さな疵(きず)を抱えて大人になったとき、疵を抱えずに大人になった人をさぞやまぶしく感じるでしょう。

そのまぶしさが、ふたたび自分の中の小さな疵(きず)を照射する。
そのときにできる影。
それを、疵を抱えた大人は、大人になったのに他者に語る語彙がない。
そんな大人に、すこしでも、あなたはひとりではないとささやいてあげられるのが、『昭和の犬』という小説であればと、私は願っています。「スタジオ・ジブリ」のアニメでは掬えない部分を私が受け持とうと。

滋賀県在住の読者におかれましては、どうか「昭和の犬」を、あなたの町の、胸の内に疵(きず)ある子供と大人の物語だと、想いを馳せて、お読みいただきますよう、心よりお願い申し上げます。紫口市さがし、香良市さがしは、おやめください。

滋賀県官公庁関連のみなさまに、たってのお願いがございます。
個人情報については、なにとぞ慎重に取り扱っていただきたく、心よりお願い申し上げます。

私は私生活については極力、非公開としています。(小学生時代に「風のフジ丸」が好きであったとは綴っても、小学生時代に紫口市紫口町1-2-3に住んでいたと公にすることはしない、ということです。)
とりわけ、小説を仕事とする前のことは。 親族についても出身学校についても、いっさい伏せてきました。
滋賀県出身であることさえ、長く伏せてきたくらいです。
現在、プロフィールに明かしているのは、どこかから洩れてしまったためです。

現在はインターネットが発達した時代です。
小説を書くという行為が、第三者のプライバシーに踏み込み、場合によっては傷つける危険があります。
たとえば、実在の××さんが、被差別部落出身であることを隠していたいと願っているのに、私の小説から、それが多数の人に知れるところとなり、××さんを傷つけ、迷惑をかけるかもしれない。またたとえば、実在の△△さんが万引きや痴漢をおかしていること、実在の○○さんが婚外の異性関係をもっていることなどが知れるかもしれない。万引き、痴漢、婚外の異性交渉等々。法律上よくないことをしている人を裁いて罰したくて、私は小説を書くわけではありません。ものごとの本質や、人間の業や情を描きたくて書くのです。
実在の、特定の人物が限定されてはいけない。 そのため、これまで細心の注意を払ってまいりました。

最たる方法は、私という元栓を閉めることだ。 そう決意し、二親はもちろん親族はじめ同級生にも、ずっと自分が小説を書いていることを伏せてきたほどです。

それでも、あるとき、私の私生活を調べてまわった人物から、実在の◎◎さんが陰湿ないやがらせを受けたことがあります。私の私生活から、◎◎さんがだれであるかをさぐり、◎◎さんにいやがらせをしてきたのです。
最近も、ある公共機関からの不手際により、似たようなことがおきました。

なにとぞ個人情報については、慎重にとりあつかってくださいますよう、せつに願い申し上げます。

2013・1・23記事再録

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