姫野カオルコ周辺ブログ…運営&宣伝=KOGA工房

★小説家。嘉兵衛は漢字表記。「嘉兵衛」で「かおるこ」と読む。
 
ちょっと前のもの
 
kindle大きいサイズ、切望、さんじょーさん、そうですよね FM姫野

さんじょーさんという方のブログに遭遇した。「ほんとですよ」と思った。キンドルの、他社製品にはない武器は、画面がペーパー ホワイトなこと。字を読んでも漫画を読んでも疲れない。この画面はほかのキカイではできない。だから、頼むよ。大きいサイズを出してください。

http://www.nomado67.com/entry/kindledx

 

今のサイズで、字を大きくしたいんじゃないんです。2ページくらいを同時に見ることで、長文は理解が早まるんです。10インチくらいのサイズのキンドルを出して、専用スタンド(寝っころがっても、こしかけても、すわっても、読む人の姿勢に対応できる、専用スタンド)も同時発売してほしい。

日経新聞に寄稿したとおり。あの寄稿から4年?、「ついにキンドルはラージスクリーンのものをリリースか」との噂ばかりで、ちっとも実現しない。

持ち運びに便利する必要は、はっきり言ってないよ。ちょこまか移動中は、スマホにキンドルアプリを入れておいて、移動中専用の本を読む。新幹線や旅行など、長時間移動中は、定番サイズのキンドル。家にいるときは、大きいサイズのキンドルを、寝っころがって読む。で、読書好きな人は、本格的に読書するときは、家にいるときだと思うんだよね、ちがうかなあ? 論文とか、字(フォント)だけ大きくしたら、かえって、論旨がわらりづらいじゃないか。なんで、Amazon(日本社)の人はわかんないかな、ここのところが。

ついでにマンガ用kindleも、どっちつかずなサイズと、どっちつかずな機能で、日本語の特殊性を考慮して、改良を望みます。

 

まとめ。

・ちょこちょこ読み用=スマホにキンドルアプリを入れて読む

・もうちょっとまとまった時間移動用(新幹線・飛行機・数時間待機の時間など)=定番サイズKindle

・在宅(書斎、研究室、入院患者さんなど)用= A4サイズ大画面

3タイプの画面のkindleを、各人が3タイプ買うように促すように、企業は作戦を練ればどうでしょうか?

profile

姫野カオルコ =姫野嘉兵衛。作家。非大衆的な作風だが独特の筆致で男女問わぬ読者。『昭和の犬』で第150回直木賞受賞。連絡先は公式サイトhttp://himenoshiki.com/の《連絡方法》から。