姫野カオルコ(嘉兵衛)のブログ…運営&宣伝=KOGA工房

★小説家。嘉兵衛は雅号。「嘉兵衛」で「かおるこ」と読む。
 
ちょっと前のもの
 
Michel Polnareff L'Olympia 2016 Himeno Kaoruko
パリ オランピアでの2016年公演の記録を、ポルナレフ公認ファンクラブのみなさんといっしょに見る。個人宅でDVDを一人で見るのではなく、音響システムの備わった会場でみなさんと見ると、ほんとうにオランピアに行って見ているようだった。

みなさん、ありがとうございました。
tシャツ、ありがとうございました。
名古屋からのゆかりもありがとうございました。

見ているといろいろと思うことがあった。それは長くなるので割愛。
日本には一時的にしかポルナレフ音楽が輸入されなかったので、一発屋のように思っている日本人もいるかもしれないが、それは完全なる誤解です。

それでも、日本に彼の音楽が輸入されていた時代、ポルナレフ=わがまま、というイメージがあった。このイメージを売りにしたような面もあったと思う。ユーチューブで1968年ころのテレビ番組のようすが見られるが、司会者から、ちょっとピアノをひいてもらっていいですかと頼まれ、ドビュッシーを弾く。そのとき、椅子からぴょこんと出て行って(椅子から出て行く、という表現はへんなのだが、デザインを重んじた椅子とテーブルだったので、そこから移動するとなると、「椅子から出て行く」というような動作になった)、ピアノのところに行った。

その、ぴょこんと出る動作が……彼はそのとき20代だったのだが、若い男におうおうにして見受けられる動作だった。それは、「子供の男の子(中1とか小6)の所作を残した動作で、いま見ると、「ああ、このころ、彼はほんとに若かったんだな」と思う動画である。ガリガリでね。

そして、オランピアの2016年のライブ(ポルナレフのことを誤解している日本人の方のためにことわっておくが、観客動員数はフランスでは記録に残るものであり、ずっと彼は現役で人気ミュージシャンなので、認識をあらたにしてください)を見ると、あたりまえなのだが70代なのでおじいちゃんになっているから、あの「ぴょこんと椅子から出る」動作を
思い出すと、人生というものを思うのだった。

ミュージシャンや詩人は早死することを理想とするようなむきがあるが、そんなものより、私は、ポルナレフが、おなかの出たおじいちゃんになってくれて、よかったと、しみじみ思うのである。

ペール・ミシェル(ペール・ポルナ)には、元気でいてほしい。

ということで、ポルナレフといえばジョジョしか御存知ない日本の方に、先入観を与える画像ナシで、かつ歌詞の訳がついている、「愛の休日」を見つけましたので、どうぞ。