姫野カオルコ(嘉兵衛)のブログ…運営&宣伝=KOGA工房

★小説家。嘉兵衛は雅号。「嘉兵衛」で「かおるこ」と読む。
 
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成りあがり、書いたのは糸井重里、でも矢沢栄吉、ものすごく矢沢栄吉 fm姫野カオルコ、
私は矢沢栄吉のファンクラブに入っていた。映画『RUN&RUN』も10回は見た。ファンになったきっかけは『成りあがり』。これは糸井重里が書いた。矢沢栄吉に密着取材して書いた。密着取材記で書かれた矢沢栄吉のデビューするまでの自伝。栄ちゃんは『成りあがり』を、自分で書いたとは思っていないだろう。「イトイってのがね、密着取材して書いたYAZAWAの今日までのイキザマよ」っていうふうに、ちゃんと思っていると思う。

栄ちゃんは俺が書いたとは言わないし、構成・糸井重里ってなってるし、ほんとに密着取材記録だから、「成りあがり」は「矢沢栄吉の幼少期からデビューまもないころまでの人生の記」として、出版当時は、いきいきとした文体でとても魅力的な一冊だった。

かりに、たとえ糸井重里が「よし、こういうふうに矢沢栄吉を世間の人に誤解させてやろう」とたくらんで、嘘八百を書いていたとしても(たとえ、だよ。たとえとして)。

『成りあがり』を構成して書いたのは糸井重里、でもまぎれもなく矢沢栄吉の記録、ものすごく矢沢栄吉。

『蒼い時』だって、山口百恵が、残間氏に支えられ、ナビゲートされできた一冊だから、だから、「構成」として残間さんの名前が出ているわけだ。

老年期になり、出してくる本の例がいちいち古くてすまないが、なにが言いたいかというと、◎さんが「自分で小説書いた」と思える…思っている、じゃなくて、「思えている」のが、ふしぎだということです。ほんとに。

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