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★小説家。嘉兵衛は雅号。「嘉兵衛」で「かおるこ」と読む。
 
ちょっと前のもの
 
(姫野カオルコ)羽仁進、映画、不良少年
『不良少年』(羽仁進・監督・1961年・岩波映画)を見た。実際の不良少年をドキュメンタリーふうに撮ったもので、当時の東京の風景がそのまま記録されており、「みもの」だった。
主要不良少年のはいているパンツ(ズボン)の仕立てがすばらしくよく、出てくる男性の大半が開襟シャツを着ているのもすばらしい。開襟シャツは縫製にてまどるのか、型紙にてまどるのか、現在では、全世界中でほぼ絶滅しかけている。

これは、高級(高額)ブランド・ふつう額ブランド・安額ブランド、みんな、型紙・縫製を、どこかの工場でいっせいに作り、タグ(ブランドラベル)のみ付け替えて売る……というしくみになっているからなのか?

高級ブランド、という会社には、開襟シャツ(テーラーカラーシャツ)を復活してほしいものだ。

1940年〜1969年までの映画を見ると、町の道を歩く婦人たちが、ものすごく丁寧に縫製されたブラウスを着ていておどろく。私が小学生だったころは(田舎に住んでいたこともあり)、夫に先立たれた婦人は(戦死・結核による未亡人が多かった)だいたい、小さな家で、「おしたて」をされていた。そういう人に服を頼むことを、町の人もまた一種の義援としてみなしていた。(姫野嘉兵衛)


このところ原稿や病院や親族のことで手一杯なので、過日の日記や、過日のブログということで。
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