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★小説家。嘉兵衛は雅号。「嘉兵衛」で「かおるこ」と読む。
 
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(姫野カオルコtw.)北里柴三郎は日本人初のノーベル賞でしかるべきだったのに明治時代はまだ欧米人にかぎられて、船山信次先生の講演
日本薬科大の船山信次先生のラジオ講演(連続13回)をたいへんおもしろく聞いていたのですが、北里柴三郎の(「偉人」なので敬称なしで)研究と姿勢には、頭が下がりました。子供のころ偉人伝として北里柴三郎や志賀潔の生涯を読んだり聞かされたりしたものですが、大人になってあらためて聞くと、あらためて頭が下がりました。

同じ研究をいっしょにしてヘーリング(ドイツ人)だけにノーベル賞があたえられたのはへんです。また、東大の恩師すじにあたる緒方教授の脚気菌説に異論を唱えたことを、「恩知らず」と言われて、ドイツから東大にもどることをさせてもらえず、自分で研究所を作って研究をつづけました。

にもかかわらず、自分(北里)の弟子、志賀潔といっしょに研究をして、志賀潔の単独名前で論文を発表させてやり(いまでも、ふつうはこの逆なことが多いそうです)、それが認められ、赤痢菌には志賀潔の名前(シゲラー)がついた。科学者としての名誉も弟子のためによろこんであげるような北里柴三郎でした。

船山信次先生のお話は、わかりやすくて聞き取りやすく、連続オンエアしているのに気づいたのが遅くて最初の4回を聞き逃したのは残念しごく(NHKのHPで聞き逃しが聞けるのも聞き逃した)。

「〜という人がいるのですが」というようなとき、船山先生は偉人でも歴史上の人物でも「〜という方(かた)がいるのですが、この方(かた)は…」とお話になります。おくゆかしくていねいな話し方が、世代とともに消えてゆくのはさびしいかぎりです。



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