姫野カオルコ周辺ブログ…運営&宣伝=KOGA工房

★小説家。嘉兵衛は雅号。「嘉兵衛」で「かおるこ」と読む。
 
ちょっと前のもの
 
(姫野カオルコtw.)『彼女は頭が悪いから』はじっさいのところR35だと思うけどな…。
著者は品物を作るけど、品物の販売は、どこかの企業(多くは出版社)に販売を委託しているので、納品して販売委託した後のことは、そこの会社に、たいていのことはまかせて、納品後はひっそりと暮らしているわけですね。
(品物つくっているときも、一人作業でひっそりとしているが)。

なのでプロモーションは出版社にまかせていますが、
『彼女は頭が悪いから』とか『ツ、イ、ラ、ク』とか『桃〜もうひとつのツイラク』とかは、35歳以上の人に読んでほしいのが正直な気持ちです。

エドワード・ヤン監督の『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』とか、アゴタ・クリストフの『悪童日記』Le Grand Cahieとか、ニール・ジョーダン監督の『ブッチャー・ボーイ』とか、中学生、小学生が主人公だからって、中学生や小学生が読んだところで、ぜんぜんおもしろくないと思う。

主要登場人物が中高生だから中高生向き、大学生だから大学生向き、というのはちがうよ。むしろ、その時期を過ぎてこそ、その時期がインタレスティングに観察できるというものですよね。
『彼女は頭が悪いから』って、学生さんが読んでも、「木」に目がいくばかりで「森」が見えないように思うんですが…。
老婆心だろうか。


『おじいさんのランプ』は、主要キャラがおじいさんだけど、南吉さんは子供に(おもに子供に)読んでほしくて書いたとおもうなあ。
姫野本で年令分けするなら、
・中高生向きなら『ハルカ・エイティ』、
・大学生向きなら『リアル・テンデレラ』『変奏曲』『ドールハウス』『近所の犬』
・20代向きなら『ひと呼んでミツコ』『終業式』
・30代向きなら『受難』『喪失記』『レンタル』
・アラフォー以上が、『ツ、イ、ラ、ク』『桃』『彼女は頭が悪いから』『昭和の犬』
・60歳以上が『バカさゆえ…。』
じゃないですかね。

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