姫野カオルコ(嘉兵衛)のブログ…運営&宣伝=KOGA工房

★小説家。嘉兵衛は雅号。「嘉兵衛」で「かおるこ」と読む。
 
ちょっと前のもの
 
おめでとう青山学院、でも、いつも気になるのは、あんな長距離走ってきた人をすぐに胴上げしても心臓はだいじょうぶなの? tw姫野カオルコ

急にとまるな、すわりこむな、って、スポーツ時にはいつも注意されるじゃない?平気なの?

國學院は無念でしたでしょう(T_T)次回、がんばれ。

 

ニュース | 13:39 | - | -
新年かぁ、fm姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)

読者のみなさま、編集のみなさま、校正のみなさま、営業のみなさま、広告のみなさま、装丁のみなさま、同級生友人知人のみなさま、あけましておめでとうございます。お正月期間はここにアクセスね!

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- | 10:41 | - | -
池田満寿夫、大晦日と正月の予定 tw姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)

●開封せずにたまりにたまった郵便物に、昨日あたりからあわててハサミ入れてチェック。返信を要求するような書類にもまとめて返信。昨夜など、朝型にチェンジした私にはめずらしく午前様になって作業。ほかにも事務的なことがたまりにたまっているが、今日あたりからまた原稿書き再開です。

●6月から3回だけ休みの日があった。11月の後半から12月前半、風邪をこじらせ、副鼻腔炎になり、まだちょっと調子悪い。これというのも風邪をひいたとき、ガッと思い切って2泊くらい寝てればよかったのに、床の中にパソコンを持ち込んで仕事を続けたため、治りが遅くなったのだと思う。年齢とともに治癒力が低下しているのに。やはり年をとったら大事をとるべきだな。そのほうが結局、早い。急がば回れだわい。

●長編原稿は家を建てるのにたとえると、「設計図を書いて製図して、銀行にローンの頭金払ったり登記簿提出して、それから整地して、26日地鎮祭をやってもらった」というかんじ。さあ、これから材木用意して家を建てる工事にやっと入れまっさ。6月から3回しか休日なかったのに、まだこの段階ですわ(注・ですわ、関西弁)。池田満寿夫さんが「笑っていいとも」に出られたとき「彫刻と油絵と小説とやってるけど、この中で小説ほど時間くうものない。時間くうのに一番金にならない。なにが効率悪いって、小説書くほど効率悪いことはない」とおっしゃっていた。ほんまやで。まあ、川口松太郎さんの時代は、売れると「川口アパートメント」が建てられるくらいだったのだろうけど。

●でも、みんな勘違いしてるんだよね。「今の人は本を読まなくなった」って。ちがうんだよ。昔から、本を読む人なんか少なかったんだよ。戦後の昭和20年〜45年。この25年間だけ、本が売れた。この一時期だけが、むしろ、特例なんだってば!この特例の時期をイメージしてるのは勘違いですわ。45年(1970年)以降は、もうふつうの時期になってるんだけど、特例の時期の貯金的イメージがまだちょとあって、本を買う人が、ちょっと残ってたってだけで、現在は、ほんとにふつうの時期。もとにもどっただけですわ。

●…というわけで、私は今年は忘年会ゼロ。大掃除は来年繰り越し…というか、郵便物の整理やってるから、これが大掃除?。新年会ゼロ。正月3日間も、ふつうどおり、朝6時に起きて仕事して、いやふつうの日以上に仕事するだろう。ほんまにこれ早う仕上げんと。スーパーも早よう、あの高っかいカマボコとかキントンとか棚から一掃して、ふつうのもんを売ってくだい。年末年始、休みなくふつうに仕事の人も現代では大勢いらっしゃると思います。お互い、体に気をつけて、のりきりましょう!

 

2017・12・30 姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)

 

 

ジキル古賀のヒメノ式でいこう、更新されてる

「スタッフ用」、更新されていますので、よろしくお願いします。

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- | 23:26 | - | -
豊本、東京03、女の子、tw姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6266594

おめでとうございます。豊本さんの「女役」は、簡単な扮装にもかかわらず、ものすごく「女」に見える。あれはドウにイッテます。すばらしいです。これからは、娘さんの様子(女の子は「ママ」が言えるようになったら、もう「女」に成長しますので)を観察されて、さらに女役にみがきをかけ、エンタティナーとして、芸人史に残る芸人におなりになることを……ほんとに陰の陰の陰の陰の陰ながら応援いたします。豊本さんだけでなく、東京03、がんばれ!♪とよもと、いるよ、どこかなー、どこかなー♪ の歌もいいですね。角田晃広さんの作曲なのかしらね。。。tw姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A7%AB%E9%87%8E%E3%82%AB%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%B3

 

練馬区石神井、中〇純〇様、ウエラ・ジェントルケアシャンプー緑、忘れられない香り fm姫野カオルコ(姫野嘉兵衛

手紙 練馬区石神井のN〇純子様。←姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)より

その昔、私も住んでいた石神井(先週の「週刊文春」の「家の履歴署」でもふれた)にお住まいのN〇純子さん。お手紙と、ローズマリーと肥料を、ありがとうごさいました!

●純子さんは、昭和に売られていたウエラのシャンプー、ジェントルケア(緑)のファンだった方です。ウエラ、シャンプー、ジャントルケア緑、で検索して、このブログを見つけてくださいました。

●本当にあの香り、忘れじの香りですよね泣くコティがウエラを買収した (P&Gがウエラを買収したあと、やっぱりウエラいらないと、コティに売却)とウィキにあるので、コティ・ジャパンのシャンプーがあれば、もしかしたらレシピを引用しているかも…という期待がかすかにおこりました。 純子さんや、私(姫野)だけでなく、全国に、通称「ウエラの緑」のファンはいらっしゃるのではないかと思いますので、ためしてみてください。

●私は植物を育てるのがド下手で、ローズマリーは何回失敗したかしれません。育てるの簡単だ、とみんな言うのですが。過保護にしすぎるのかな? 「ウエラの緑」が好きだったのだから、もちろんローズマリーは大好きです。でも、やはり失敗してしまいました。すみません。。。

●過日のブログにも書きましたが、やはり、私の少ない挑戦?では、今のところ、ロクシタンのシャワージェルTa(ボディシャンプー)とボトルに明記されている製品が酷似しています。成分は、ローズマリー油・ハッカ葉油・シブリアモミ油・ヤシ油などです。ところがこのボディシャンプーが、いまはもう製造していないとのこと(3年くらいで新製品を売り出す方針によるのだそうです)。原稿が一段落したら、ロクシタンの日本本社に「どうか復刻してください」というお願いの手紙を出そうと思っていました。

でも、原稿がまだなかなかしあがりそうもない。

●みなさん、0120-170-6940に電話するとか、ロシクタンジャポンに「御意見・ご要望」を出しましょう…って、「こんなに苦労しのに、この匂いはウエラの緑じゃない〜」ということになると、私も責任とれないからなあ…(T_T)。

ただ、「ウエラの緑」が好きだった人なら、たぶん、ロクシタンのこのボディシャンプーはきっと好きだと思います。

●高校の3-7の同級生が、メルカリでゲットしてくれて、プレゼントしてくれたのです。純子さんもメルカリでゲットできたら、匂いをためせるかもしれません。

●「ウエラの緑」とは話がちがいますが、純子という名前に、私はとてもあこがれがあります。「ガラスのバレーシューズ」という昭和40年代の少女漫画の主人公だからです。同じ時期に連載されていた牧美也子先生の「花のコーラス」という漫画は、花を育てるのが趣味の少女が主人公の漫画だった。なので純子さんのお仕事とお名前は、あのころ夢中で読んでいた少女漫画のヒロインを思い出させてくれます。それではお体にお気をつけられまして。よいお年をお迎えください。

2017・12・28 姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)手紙

ついでながら「純子」の思い出は↓

https://honto.jp/netstore/search_10%E3%81%82%E3%81%82%E3%80%81%E6%87%90%E3%81%8B%E3%81%97%E3%81%AE%E5%B0%91%E5%A5%B3%E6%BC%AB%E7%94%BB.html?srchf=1&tbty=0

「謎の毒親」つまらない、その理由 

●「謎の毒親」にかぎらず、本も映画も演劇も絵画も、すべては「その人の感覚に合う」かどうかで「いい」とか「好き」が決まります。もっと正確に言うなら、「その人の、その時の(その年齢の、ある一時期の)感覚に合う」かどうかで。極端な例ですと〃風邪で頭がすごく痛いときに、何かの映画を見た。おもしろくなかった。でも風邪がなおってから見たら、おもしろかった。〃というようなこともあります。ガツンとくる、とか、ジンとするとか、好き、よかった、おもしろかった。すべては「好き」「嫌い」です。これが大前提。

●M山Y美さんからお便りをいただきました「謎の毒親」について。M山さんのお手紙は2017・12・28付に詳しく紹介させていただきましたので、ここでは「謎の毒親」を読んでつまらないと思うケースについて述べようと思います。↑のように、どんなものにも人は、「好き・嫌い」を、程度の差はあれ、感じるわけですから。

●「謎の毒親」は、14才〜30才だと「つまらない」と思います。この時期は「若い人」です。今の自分が親とどう向かい合えばいいのか、そしてこれから自分がどうしていけばいいか、に注意が向いているからです。それが若いということですからね。 

 でも、あるていどの年になると(若者という年齢ではなくなると)、自分が対してき「た」親に注意が向く。自分がここまで来た時間、自分の来し方に注意が向く。すると、あのときの自分、そして、あのときの自分のそばにいた親、というものが掴めてくる。掴めることで、ここまで生きてきた自分を感じなおせる。

「謎の毒親」に出てくる家そのままの体験をした人はいない。でも、親に対する違和感としての質が同じだった体験をした人はたくさんいるはずです。なぜなら、親というのは…、ここに100人の人がいたとしたら100人の親全員が、ある意味、「課題」です。課題を乗り越えて人は大人になります。

 さらに100人のうち、50人の親は、「毒」です。子供を産んだとたん性格が変わるわけではありません。とくに男は膣から大きな物を出しませんので、子供ができたという肉体の感覚は皆無です。子供というものを得て、親たち自身も徐々に変わっていくのだと思います。たいていの人は自然に変わってゆきます。しかし中には、子供を授かる前から、その人の経験(人生)における体験がもたらしたいびつな部分があって、そのいびつな部分を子供に与えてしまうことがある。こういうことは、ちっともめずらしいことじゃない。

 さらにこの50人のうち15人の親が「虐待親」です。これは形に見える害を及ぼすケースです。これはひどい。受けた子供は大変です。現代社会ではさまざまな取り組みがなされています。如実に成功をしてはいないものの。

 で、こうかした明確な虐待の問題とは別に、スーザン・フォワードは「気づかれないでいるけど、目に見えない毒を、本人も知らずに子供に与えているケースもある」として「毒になる(なってしまう)親」についてのケースをまとめました。チクロとか防腐剤とか、たんなる塩だって一回の食事での摂取量が多い場合、それが恒常的な食事(塩分の強い食事)であれば、ひたひたと毒になります。

 スーザン・フォワードの著書が売れて「毒親」という言葉が普及しました。心理学的に、あるいは心理学史的には、もっと細かな分類がありましょうし、フォワードの本一冊だけで「毒親」の定義をするのも苦しいのではありますが、ともかくも彼女の著書が「毒親」という語の普及のきっかけだったので、ここでは大雑把に述べますが、「毒親」の場合は、「虐待親」とちがって、ほとんどは世間的にはとてもいい親に見えている場合が多い。

●ところが、もっか、「毒親」という言葉が普及しすぎて、↑このような意味ではなくなって、子供を虐待する親と混乱されてしまっているところがあります。すると、「毒親」というタイトルの文字に、「きっと、虐待された人の話だ」「虐待をされたけど、こうやって乗り越えたという勇気がわいてくる本だ」と期待がまんまんになります。若いと。

 若いときは、めずらしいことじゃないことが書いてあると、つまらない、と思いがちです。めずらしいこと、非日常に注意が向いているし、そこから力を得たいと思う傾向があるからです。

 若くなくなると、めずらしいことじゃないこと(自分も体験してきたこと)を、どう自分の心中で整理するかに注意が向くようになりますよね。というわけで、「謎の毒親」をつまらないと思った人がいたとしたら、こうしたことが理由だと推測されます。

……と浜松市のM山Y美さんのお便りを読み、思ったしだいです。

profile

姫野カオルコ =作家。独特の筆致で読者男女比は同数(大手書店調べ)。非大衆的な作風ながら第150回直木賞受賞。連絡先は公式サイトhttp://himenoshiki.com/の《連絡方法》から。(注・ツイッターとブログの管理運営はKOGA工房なのでリツィートするとKOGA工房に届くのみ)

韓国は、10億円返して tw姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)

韓国は10億円返してください。そもそも韓国の人、日本から10億円もらったの知らないんじゃないかとさえ思う。

ニュース | 13:20 | - | -
親指シフト、〃!〃の出し方 〃 「 」 〃 の出し方、浜松市M山Y美さん、fm姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)

浜松市のY美さんのお手紙への返信、つづき。

☆追伸☆

姫野さんに倣って、数年前、親指シフトのパソコンを購入しましたが、今までの入力に慣れてしまっているので、なかなか使いこなせません。とくに「 」の出し方、! の出し方…などがわかりません。←浜松市のM山Y美さんからのお手紙の追伸部分。

●姫野よりY美様へ。ならびに全国の、親指シフトってなによ? と思っておられる方へ。

親指シフトは、富士通のパソコンにかぎりません。

お手持ちのソニーのパソコンだろうがNECのバソコンだろうが、親指シフト仕様にチェンジできるからです。「親指シフトキーボード」というのが単独で売っているので、それを手持ちのパソコンのキーボードとして使えばよい。pcとキーボードのスムーズな連結については個々の機械によりますが。あと、「親指ひゅん」というソフトを入れても、手持ちのパソコンが親指シフトキーボードになりますが、それですと、キーの配列がよくわからなくなるので、シールを貼ったりして、いろいろとテマがかかります。値段的にはこれが安いのかな? 

 

また、親指シフトは、なにも「足踏みミシン」のように、「いまではもう市場にはないパソコン」ではありません。今でもちゃんと売っている。ふつうのパソコンです。キーボードの配列が独特、というだけのことです。

で、さて。

●Y美さんのお使いのパソコンは、富士通のものでしょうか?  もし富士通のもので、かつビジネスモデルではなく一般モデルなら、下記に登録しておけば、困ったことや質問や悩みがあるたび、メールで問いあわせができます。特別な保守契約ではなくサービスなのでお金はいりません。

https://azby.fmworld.net/support/info/register/

 

●もしビジネスモデルをお買いになられたのなら、問いあわせ電話をして(時間かかるが耐える)、親指シフトであることを告げ、専門の部署の人とアポイントメントをとって、その日時に電話でやりとりします。時間(日数)がかかるけど、質問したいことを箇条書きしておけば、電話で親切に答えてもらえます。

 

●富士通でないものに、「親指ひゅん」を入れたケースでしょうか?。

この場合は、手持ち機種と「親指ひゅん」との相性がありますので、見ないで答えることができません。

 

●親指シフトの入力はどうやってマスターされましたか?

その昔、一般市場にワープロしかなかったころ。たまたま同級生が富士通に就職したので、なんとなく富士通のワープロを買った。

ローマ字入力と親指シフトという日本語入力方法の二つが選べた。英文タイプでアルファベットの配列はすでにマスターしていたのであらたに親指シフトもおぼえた。

4日か5日でできた。「練習」というのが製品についていて、それを選択すると、やさしい入力(おもしろい文章だった)からはじまって、まちがえると「ミスタッチ!」と注意が出て、まちがいに気づきつつ、ゲームみたいにたのしく進んでいけた。5段階だったので1日1段階ずつやっていった。なのでなんの苦労もなく5日で完璧にマスターできた。しかも、jisの日本語入力より格段に早くできるように工夫されており、ひとたびマスターかすると、日本語を入力するときはめちゃらく。指がらくというより頭がらく。

この「練習」、アプリにして再販売すればいいのに。どこかが。練習問題もおもしろかったなあ。「きょう、して、いいわよ。ウフン。ほんとかい、いくいく。」「日本でスキーが紹介されたのは新潟県の…」「芥川賞と直木賞のちがいについて述べますと…」とかみんな「練習問題」をうちながら、「へえ〜」と感心したものだった。

 

●で、とりあえず、私のパソコンでは「!」は、「かんたんふ」と入れれば出ます。「えー、!いっこ出すのに、いちいちかんたんふと入力? めんどーい」と思われるかもしれませんが、親指シフトだと、指をチチッと動かすだけなので、記号キーを見つけてきて打つより、文章作成して、次の文章を考えながらチチッと打ったほうが格段に速いのです。

ほかには単語登録機能で、「!」を出して、それをたとえば「び」と打てば出るようにしておけば、「び」ですぐに「!」が出ます。

 

「  」は、もともとキーボードに〃「 〃 や〃」〃」のキーがありませんか?

文字が3列並んだ上が数字が1234567890と横に並んでません?  〃「 〃は、4のキーについてるよね? 〃親指左〃のキーを親指で、4のキーを左手の中指で同時に押せば 〃「   〃って、パッと出ませんか? 

 

あっ、わかった。Y美さんは 〃!〃 を打ちたいときに、数字の1のキーについてる!を出そうとしてませんか? それだと英文モードに切り換えてから出さないとならないから、めんどうです。

かんたんふ、とチチッと打ったほうがはやいです。

 

どうでしょうか? とりあえず、「   」と ! の問題が解決してくれることを祈っております。

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姫野カオルコ =作家。独特の筆致で読者男女比は同数(大手書店調べ)。連絡先は公式サイトhttp://himenoshiki.com/の《連絡方法》から。(注・ツイッターとブログの管理運営はKOGA工房なのでリツィートするとKOGA工房に届くのみ)

 

静岡県浜松市、M山Y美 様 fm姫野カオルコ(=姫野嘉兵衛)

ブログを読んでくださっている皆様。 浜松市のM山Y美さんという読者の方からお手紙をいただきました。Y美さん、お手紙ありがとうございましたお辞儀 浜松市といえば1990年代、駅前の第一勧銀ではBGMが小椋桂だったんですよね?

Y美さんのお手紙、私のほうもとても励まされましたので、ご紹介させてください。

 

拝啓。姫野カオルコ様。「謎の毒親」を読みました。読んでいて、気持ちがふわ〜っと、じわ〜っとシューっと癒されていくのがわかりました。癒しというと、最近の使われ方から軽い調子になってしまうのですが、本当に癒されました。

とくに児玉清人さんの返信が、理解してほしいことを理解してくれ、言ってほしいことを言ってくれ…とはいっても、よくみんなが言う「こちらの言ってほしいこと」ではなく、そうした「言ってほしいこと」よりも想定を越えた「言ってほしいこと」なので、本当に気持ちが癒されるのです。

 

また東華菜館の于周忠さんの手紙は、冷静で、というか現実的な想像を組み立てたしごく論理的な回答で、接客のプロだと少し笑ってしまうと同時に、于周忠さんの個人的な配慮もあって、すごく素敵でした。

……>あのお手紙は、本当に東華菜館の若社長さんからいただいたお手紙なのです。ご本人に許可を得て引用させていただきました。微調整は加えましたが。先日、滋賀県立高校3−7の友人といっしょにお店にごはんを食べにいきましてお目にかかりました。2年前にも一度、「週刊新潮」の撮影でお目にかかったことがあり、二度目の対面でした。40代の若社長さんです。3−7の友人たちは「おもしろい方だ」と若社長さんのいらっしゃるあいだずっと笑いが絶えませんでした。おそらくお客様の前では接客モードなのだと思います。というのは、取材でお目にかかったときは、とても内省的で物静かで、数時間のうちに、あの手紙をしたためて、私にくださったのですから。ヴォーリスさんの建築のすばらしい建物ですので、Y美さんも機会があったら行かれてください。味は、コースを頼むと万人受けの味つけ使用。アラカルトでたのんでシェアするとそれぞれの料理に個性があるかんじ…かな。なにせ私が行ったのは「謎の毒親」のころに1回、新潮の取材時に1回、3−7のみんなで1回、計3回しかなく、その3回のうち1回はあんな事件(?)になったし、取材のときは写真をとったりするので味を味わうというかんじではなく、最近の1回は同級生としゃべるのに忙しくて、味についてははっきり言って、3回とも注意が味に向いていませんでしたので、詳しく書けません(T_T)

 

作中にもありましたが、明確な悲劇でない出来事は、日常会話では相手にまったく伝わりません。やはり小説のように、ある程度のスパン(1日とか、1週間、数ヶ月など)の出来事、関わった人物の詳述などして、かつ読解力や想像力があり、感受性の強い人に読んでもらわなければ伝わらないと思います。※

……>そうなんですよね…。「ぼくは母親と、母親の再婚相手の男(戸籍上の義父)から、殴られてばかりいた。ひどいときには弁当箱に生のにんじんだけが入っていた」というような出来事は、とても悲惨だし、聞いた人も、その悲惨が「すぐにわかる」。そして、そうした悲惨な体験は、ほんとうに乗り越えるのがたいへんなことです。こうした体験を子供にさせる親は、「虐待親」で、こうした体験ではないのだけど、むしろ、一見、とてもよい親に世間の人からは見えるのだけど、「ひそかに」こわい影響を与えている親を、「毒親」と命名したのが、「毒親」の著者、スーザン・フォワードです。

精神医学の専門的な分類を、私は的確に正確に、ここに述べることはできないのですが、現在の日本では「毒親」や「アダルトチルドレン」と、「虐待親」「家庭内暴力」の区別がはっきりせず、日本人にとっては最もおぼえやすかった「毒親」という言葉だけが突出して普及しているように思います。

本を世の中に出すとき、とりあえずジャンルが一目瞭然であるようにするのが先決なので、「毒親」という語をタイトルに入れました。

「謎の毒親」は…(注)この話、長くなったので、ここは別枠で。

 

※私(姫野注、Y美さんのこと)も描けばよいと思うこともありますが、つらいことを思い出して、過不足なく書くのはたいへんなことだし、もし誰かに読んでもらって、ふーんで終わってしまったら傷つくだけですよね。

この本で姫野カオルコさんが過去の詳述をやってのけ(偉そうで申しわけありません。また、やはりすべてを書き切れていないだろうとも思います)、それに対するほしかった回答も書いてくださり、よかった、すごい、と思いました。

文容堂のみなさんの回答も、おそらく、姫野さんの頭の中で繰り返し繰り返し、問いと答えを求めつづけた軌跡なのだろうと思います。

…>そういう部分(私の中で繰り返し問いと答えを求めた)もあります。が、この小説は、もともと「ヨムヨム」に連載されたもので、毎回、「ヨムヨム」のツイッターに寄せられたコメントや、編集部内でのコメントもあったのです。

 

私(姫野注・Y美さん)も、(世間の)御名にわかってもらう必要はない。姫野さんの書いたこの一冊にわかってもらえたらよいと、今、思っております。また傷がひらいたときは、この本を読んで癒そうと思います。ありがとうございました。

☆追伸☆

姫野さんに倣って、数年前、親指シフトのパソコンを購入しましたが、今までの入力に慣れてしまっているので、なかなか使いこなせません。とくに「 」の出し方、! の出し方…などがわかりません。

…>長くなったので、これについては別日にしませう。

M山Y美さん、こちらこそ、ありがとうございました。2017・12・28 姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)手紙