姫野カオルコ周辺ブログ…運営&宣伝=KOGA工房

★小説家。嘉兵衛は雅号。「嘉兵衛」で「かおるこ」と読む。
 
ちょっと前のもの
 
新幹線のトイレでタバコを吸わないでください by姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)
拝啓JR東海様 鉛筆姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)

2009年7月12日(日)。
私はいつものように新幹線に乗っていた。
京都から東京に帰るひかり号。

そろそろ降りるころ、トイレに行った。
「あき」と出ていたので、扉を開けたとたん、吐きそうになった。
前の人が中で煙草を吸ったらしく、すさまじい煙と匂いである。

バタッと締めて、もうひとつのトイレを見たら使用中だったので、違う車両に行った。デッキにつづく戸を開けたとたん、また吐き気。すごい煙。当然、トイレもすごい煙と匂い。
デッキは禁煙ではないのか。

さらに車両を進もうとして、戸を開けたら、鼻がひんまがりそうになった。そこは喫煙車両だったのだ。
そこは喫煙車両なんだから、その車両の中で喫煙してくれよ。
デッキはもちろん、なにもトイレの個室にまで煙草を持ち込まなくてもいいではないか。

もうトイレに行かないことにした。
席にもどって東京まで動かないようにした。

拝啓JR東海様。
こういうこと、しょっちゅうですよ。

JR東海さんのせいではなくて、お客さんのマナー意識の低さのせいですが、ケータイを座席で使うなマナーモードにしろというアナウンスより、トイレで煙草を吸うなというアナウンスのほうをもっと強くしていただけませんでしょうか。
トイレで煙草を吸われると、そのあとの使用ができないくらいのひどい匂いになります。あれ、本当に本当に迷惑です。


「デッキ付近も禁煙です」くらいのヤワなアナウンスじゃ、こういうマナーの低い輩の耳に入りませんから、
「トイレで煙草を吸うと、次の方がゲロを吐きます。たいへん迷惑になりますから、トイレでバカなヤンキー高校生のように煙草を吸うのはやめてください」とかなんとか、はっきり「トイレで煙草は吸うな」という文言でアナウンスしてくださいますようお願いいたします。ぜひ。

※※※

「煙草くらい好きに吸わせろ」と逆ギレしてる人が最近ときにおられますが、喫煙者の最大の敵は喫煙者だと思うよ。
だって、すごく煙草が好きなわけでしょう? そして、そういう人のために今だって新幹線内には煙草が吸えるところがちゃんとあるんだよ。そんなに煙草を愛しているなら、そこまですたすたって歩いていって、ああスパーッ、と至福の時間を持たれればいいではないですか。そんなことすらできないマナーの低い喫煙者が、愛煙家の首を締めている。

拝啓JR東海様、新幹線トイレ内にはぜひ火災報知機を設置して、煙草を吸うとジリジリジリジリとベルが鳴るようにしてください。
ならなくても「ベルがなりますよ」という貼り紙だけでもしてください。

新幹線トイレの煙草臭さといったら!
ほんとにほんとになんとかしてください。
(2009・7・13記事)
油、固めて捨てる、カンやビンのつゆはどうやって捨てる? by姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)

河川を汚す最大のものは? この問いの答えを前に読んだことがある。「工場からの排水と思っている人が多いのですが、第一位は家庭からの排水なのです」というような答えだった。

各家庭の台所から出る汚れ(食べたもののカス、油、洗剤で洗ったあとのすすぎ水など)は、人間の数だけ出るのだから、そういわれてみれば当然だ。

ということは、反対に、各家庭が「ほんのちょっと工夫したら」それだけで、汚れを減らす高価が絶大に出る、ということでもある。

そう思って、私は「ティッシュ用ごみばこ」というのを作っている。ベル麻痺をしてから、目が痛むことがよくあり、目を拭くのには衛生上、シュッと出してくるティシュを使う。どんな人も、衛生上ティシュのほうが適切な場合はティシュを使うであろう。(反対に言えば、床を拭くのにティシュを使うようなことはもったいないのでやめてほしい)

適切な使用用途で使い終わったティシュを捨てるごみ箱を家中に複数箇所設けておく。
そこに捨てておく。

で。料理をしているとき。たとえば缶詰を使ったとき。さばの水煮、イワシのレモンスープ詰め、シーチキンノンオイル など、「汁も利用する」ということもあろうが、塩分ひかえるために利用はひかえることもある。そんなとき、缶詰の汁と、汁の残った缶詰のカンを、ざーっと台所の流しに捨てる人が多い。

しかし、これは、まさしく汁がダイレクトに排水されるし、自分の家の台所の排水口もしだいに魚くさくなる。

そこで。
缶詰の…サバの味噌煮としよう。サバの味噌煮のサバだけ皿にハシでとりだす。カンにどろりとした液状のものが残る。そこに「ティシュ用ごみばこ」から使い済みティシュをぬいて、カンに入れる。料理をしているあいだにティシュが汁分を吸い込む。

パンの袋や、刺身パックをつつんだポリ袋など、「もう捨てるしかない袋」に、このティシュを入れる。水分をすごく吸うのでドボドボしていない。これの口をしばり、「燃えるゴミ」へ。カンのほうはサッと水洗いしても、もうそんなには汚れた水は排水されない。カンは「燃えないゴミ」へ。

つまりティシュを、二次使用するわけで、椎名誠さんの表現を借りれば「これで、アタイも幸せだった」と思うのではないか……と思って、「ティシュ用ごみばこ複数設置」しているのである。

子供は何をしても許される主義 by姫野カオルコ(嘉兵衛)


海原雄山どなり顔.JPG車内で子供は立っとらんか!たわけが!

3月31日(日)。三ツ境から電車に乗った。満員の某私鉄内の、「優先席」に小6と小5くらいの姉妹がすわっていた。真ん前に腰の痛そうなお婆さんと、白髪のお爺さん、それに私(初老)がいた。

子供でも具合が悪いときは優先席に座ればよい。あれは具合の悪い人が座るところだ。しかし、この子供姉妹は、元気いっぱい。きゃあきゃあとしゃべりまくり、互いにふざけてたたきあったりして、あげくは優先席に立ち上がってジャンピングしている。
真ん前にあきらかなお年寄りがいるというのに!
そんなに精力がありあまっているガキ、立ってろよ!

「あるじを呼べ」ならぬ、「父兄を呼べ」と思い、私はあたりを見渡した。いた。同じ優先席のはしっこに。祖母か? 祖母といっても前に立っているお爺さんとお婆さんよりまだ若い。「飴なめる?」「チョコ食べる?」と、孫を注意する気配はまるでない。

思わず、その祖母&うるさい子供姉妹のドタマを、持っていた傘で叩いてやりたくなった。

だが。こういう腹立ちを、子供ナシの女が言うと「子供がいないからわからないのよね。子供がいないからひがみよね」と思う人が多いのも、いつも困る。
ああ、むかしはよかったと、つい言いたくなるのう。むかしは、どこにでも、子供を叱るどこのだれともしれん爺さまや、ばあさまがいたもんだ。

☆画面の絵は(c)花咲アキラ先生 小学館 よりお借りしましたm(_ _)m

村上春樹・ねじまきクロニクル・図書館の本の衛生度・正高信男/姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)

現在では入手できない本や、個人でそろえるには高額すぎる全集にしか収録されてないものを読むとき(急いで読む必要があるとき)や、古地図を閲覧したいとき、等々に、図書館を利用するのですが……。

こないだ都内の図書館でのこと。
男性がいました。
村上春樹の『ねじまきクロニクル』を読んでいました。
村上春樹くらいの年齢のおじさんでした。

そのおじさんは、読みながら人さし指を鼻の穴に入れて、ねじねじとすごく派手な動作で、鼻くそを取り出していました……。
いくら「ねじまき」だからって……。
そして鼻くそを取り出した指はそのつど、図書館の本のページにすりつけて、めくる……。
まさしく「やれやれとぼくは思った※」ですよ。
(※村上春樹の作品に頻出する表現)

前から何度もいろんな機会に言っていることですが、なぜ、こんなに世の中の男性は大勢の人のいるところで、鼻の穴に指を入れ、大勢の人の使うものにこすりつけるのでしょう。やってる本人は気がつかないのでしょうか?

……ところが、このあとファミレスで、19才くらいの女の子(ちゃんといまふうのメイクにファッションの)が、ケーキを食べながらケータイを見て、鼻の穴に指を入れてぐりぐりしてテーブルにこすりつけている場面に遭遇。
中公新書の品番1712・正高信男さんの著書を思い出してしまいましたよ。

(2011・12・27記事再録)

加齢臭は体のどこから一番出るか?


脂肪酸(バルミトオレイン酸)+過酸化脂質=ノネナール。
このノネナールが、いわゆる加齢臭。
40歳以上から体内で増える。
皮脂腺から発散されるので、皮脂腺の活動が活発な人ほど強く匂う。一般的には男性が活発なので、「おやじはクサイ」になりがち。

が、女性も油断大敵。
加齢臭がプーンと放出される体の主な場所は、耳の後ろ、鼻から額(Tゾーン)、背中。
しかし、なんといってもダントツは、頭皮。

とかく年配女性は「髪を毎日洗うとパサパサになる」と気にしてしまう。
さらに年配男性は「髪を洗うと髪が抜けるのでは」と気にする。
気にして、強い香水や整髪剤をふりかけ、その強さがノネナールと合体して、ノネナールを本来以上に強く発散させ、なんとも悪い匂いとなり、結果「バアさんはクサい」「ジジィはクサい」になる。
(匂いの強いおしろいやファンデーションを顔に塗っていると、その香料がノネナールを牽引して発散させたりもする)

でもこれ、逆に言えば、「シャンプーをこまめにしていれば加齢臭は激減させることができる」ということだ。
髪を洗うと髪が抜ける、ということはないと(私は)思う。
皮脂で毛穴をふさいでしまわないほうが髪にはいいのではないかと思うからだ。
じっさい、なにか事情(風邪など)があって、髪を洗わないと、枕に抜け毛が多い。

クサいというなら、若い女性男性も油断大敵。
昼食に蕎麦屋に入った人、すごくクサい。蕎麦屋に30分いると、強烈に匂いが衣服や髪にしみつく。「吉野家」「松屋」もそうだ。醤油+だしを常時、高温保存している室内にいるとものすごい匂いがつく。これで薬味のネギを無頓着につゆに入れて食べたりしたら、口臭もすさまじい。
和定食がウリの店も焼き魚の煙が髪につくと、午後の打ち合わせでおじぎをしたりすると、相手にプンと髪がクサく匂う。

「蕎麦屋の恋」という小説が拙著にはある。
このとき、主人公の男女が、蕎麦屋を出たあと、長時間、風がピューピュー吹く中を歩くことにしたのは、書いているとき、蕎麦屋の遺臭が鼻先によみがえったからだ。
http://ebookstore.sony.jp/item/BT000014991100100101/

ipadやスマホ系はこっち↓
https://hon-to.jp/asp/ShowSeriesDetail.do?seriesId=B-MBJ-20001-100239032-001-001


加齢臭・体臭の余談

 私は匂いがついた夢をよくみる。飲酒運転取り締まりチェックのさい、協力したいくらいだ。
「はい、窓を開けて(警察官」
「では、姫野さん、どうぞ」
「くんくん(私が窓からドライバーの顔に、顔を近づける。30僂韮錚襦法
「あ、ビール飲みましたね」
「あ、焼酎ですね」
「あ、日本酒飲まれたでしょう」

ハイネケンを飲んだか一番絞りだったか、いいちこだったか鏡月だったか、八海山だったか久保田だったかまでは区別できないが、↑くらいならできるかもしれない。

高校生のとき、生物室で、担任の前川先生を待っていたら、先生がもどってきた。
「あ、先生、フランスパン食べましたか?」
「えっ」(口をおさえる前川先生)
「パンを食べた、というだけではなく、フランスパンを食べたまでわかったのか?」
「はあ」
「ちょっときなさい」

生物室の棚から、なにか小さい紙片をとりだし、
「ちょっと口に入れてみて」
と、渡された。生物の実験に使う味覚試験紙だった。

よくポルノ小説で、女の人がいやらしいことをされて、「この雌犬め」と言われるシーンがあるが……。

「警視庁主催・雌犬コンテスト」で、姫野カオルコ(嘉兵衛)さん、優勝。
「成田で、ラブラドール犬といっしょに麻薬摘発に協力できればうれしいです」とコメント。

北川景子の食べ方が汚いという話題について/姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)

すこし前(だいぶ前?)の話題になるが……。
北川景子という人の「食べ方が汚い」という批判が世間で炸裂したらしい。 
「箸の使い方」について書こうとしていて、人から聞いた。

北川景子さんという女優さんがいて、その人が食べる番組に出演したときの、箸の使い方、食べ方が「汚い」と話題になったらしい。youtubeにその番組の動画が投稿されているので、遅ればせながら見てみた。

「汚い食べ方」という批判はよほどはげしかったのだろう。
最初に出演してから、ほどなくまた同じ番組に出演している。

これは、事務所が、この批判に抵抗するために北川嬢に箸の使い方の特訓をさせ、名誉挽回の機会として強力に出演を乞うたためと思われる。
二回目の出演のとき、箸の持ち方は改善されているからだ。
二回目も、「付け焼き刃」的な改善なのは否めないものの。

だが、自分に北川嬢を批判する資格があるだろうかと考えると、自信がない。
ほとんどの人がそうではないだろうか。
「わたしの箸の持ち方や食べ方はきれいにできている」
と自信のある人はそんなに多くはないのではないか。
大阪万博後から、日本人は、箸の持ち方が美しいというようなことに価値をおかなくなった。なげかわしく残念なことであるが、事実だと思う。

飲食店に一人で入ることが多い私は、注文したものが運ばれてくるまでのあいだ、周囲の人を観察しているが、その結果は↓だ。

◆箸の持ち方がヘンな人はよくいる。箸と箸が×(クロス)してしまう人、ぐちゃぐちゃに指がまがってしまう人など、よくいる。

◆食べているときに肘をテーブルについている人となると70%くらいいる。肘をついて食べるのは、これはもう親から代々受け継がれているのだろう。全共闘世代は、もっとも食べ方にカッコつけようとする年齢のときにデモするのがかっこいいと思って大人になってきた世代だし。そういうセンスの親が「ちゃんとお箸を使いなさい」とは叱るまい。「偏差値の高い学校に入れるようにしなさい」とは叱っても。

◆食べているときに足を組んでいる人は80%くらいいる。

◆食べているときに背筋がまがっている人となると、90%に達するのではないか。

◆箸の先は1寸までしか汚さないのが美しい食べ方だが、それができているかどうかにいたっては3%、いや1%もいないのではないか。私もどんなに注意しても、汁けの多いものを食べるときなど、1寸以上汚してしまうことがよくある。

なので、北川景子の食べ方が汚いということが話題になったのなら、みんな、これを他山の石とするべきであろう。

 

「おかえり、はやぶさ」にいた男性/姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)

藤原竜也、杏、三浦友和出演の松竹映画「おかえり、はやぶさ」の試写会に行く。3D映画ということで、受付で専用メガネを渡される。
10分前についたところ、席はかなり埋まっていた。
松竹の会場の係の人が、入り口から最後列を指さし、「あそこがひとつ空いていますのから、あそこへどうぞ」と教えてくれた席にすわる。

隣の人が舌打ちをした。
思えば、このときから気に入らなかったのだろう。

しばらくすると映画がはじまった。だが、どうも3Dには見えない。私の場合、メガネの上にメガネをかけるからかなあと思っていたら、どんどん、あちこちで人が立ち上がる。会場がざわつく。ざわつくが、私には、チッ、チッと、隣の人が舌打ちするのが……。

5、6分ほどして、会場の照明がつく。3Dに見せる装置に不備があったとのことで、10分ほど休憩になる。

そのときである。
「ちょっと、あんたさぁ。あんたが大きくて、視界に入っちまうんだよ。背中丸めて、小さくなってくれる」
と、隣の人が言った。男性。68〜75歳くらい。

私は一瞬、彼の要求がわからなかった。
後ろの席の人ではない。
の席の人である。
「あんたが大きいから、ちらちらっとぼくの視界に入るわけ。気になるから、背中を丸めて、小さくなってよ」
男性は繰り返した。

会場がまだざわざわしていたから、私は係の人のところに行き、席を一つ作ってもらった。(つまり、別の席に移動した)

装置のトラブルがなおったので、「おかえり、はやぶさ」が最初から、もう一度はじまった。

だが、こんなことがあったあとでは、50分くらい集中できず、結局、最後まで、ぼんやりとしか見ることができなかった。

*****

隣の男性は、なぜそんなことを言うのか、考えてもせんかたない。
映画を見るときに隣に人がいること自体が、いやなのだろう。
係の人が「あそこへ」と指さして、その席の前まで私が来たときに、すぐ舌打ちをしたのだから。

もしかしたら、初期の認知症かもしれない。私は母親の施設で何人も出会ったのだが、認知症の初期に、「異様なまでにわがままになる老人」というのがいた。微妙な変化なので、家族は最初は認知症であることに気づかないまま、進行してしまったケース。これかもしれない。

その男性の言動ってどうよ、ということを考えてもせんかたない、というのは……こういうこと↑もあり、いろいろな理由があるだろうが、この人にはもう会うことがないから、答えはわからないため。
ともかくも、こういう人は、老若男女、世の中にはちらほらいる。
道路でいきなり、見ず知らずの人を刺す人もこの部類だ。
「無差別殺人」と呼ばれるが、こういう人の被害者として写真がニュースに出て、その写真(被害者の写真)が、蝶野(レスラー)とかボブ・サップとか梶原一騎みたいな風貌だったためしはない。

ただ……。
私は、「おかえり はやぶさ」の試写から帰る電車の中で、自分について、考えたのである。
以前から、この思いは、何度となく自分に訪れたものだ。

私には、このような人をひきつけ、刺激する呼び寄せ力があるのである。
私の中には人をいやな気分にさせるものがあって、こういう人は敏感にそれを嗅ぎつけるのだと思う。

なので、私は、芸能芸術(=人気商売、という意味ね)の道には不向きだったのだろうと、最近、よく思うのだが、年齢的に、今から別の就職口をさがすとなると、不景気の時代的なこともあって、難しいので、この仕事を続けるしかない。

東急ストアと鼻くそ(お惣菜売り場)/姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)

9月×日。所用あり、電車であるところに行く。所用すみ、熱かったので冷たいドリンクを買うため、そこの東急ストアに行く。

お惣菜売り場。コロッケ、アジフライ、天ぷらなどがならんでいる。「どれにしようかなあ」というかんじで見ているおじさんがいた。45〜55歳くらい。

そのおじさん、ずーっと鼻くそをほじって、「どれにしようかなあ」とながめているのです……。
そして、指をたまに穴からだしては、ピンとはじいて、また鼻の穴にもどし、「どれにしようかなあ」のポーズで、コロッケ、アジフライなどをながめる。

フライものはみんな、パックにはいっているのではなくて、棚にそのままおいてあって、それをハサミではさんで、トレーにとってレジに持っていくコーナーで、こういうことは……。
ほんとに、なぜ、こうも男性は鼻くそをつねにあたりにまきちらし、そのことに無意識なのだろう?

おしえて東急ストア……といっても、東急ストアさんも困りますよね……。


大戸屋にいたおやじの鼻くそと筑摩文庫/姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)
大戸屋に恒例の「さんま定食」が出るようになった。
相席で、向かいのおじさん(58歳〜62歳くらい)が……。ロマンスグレーで、なかなかシックなシャツをお召しで、筑摩文庫を読んでいらした……。それが……。ずーっと、鼻くそをほじってるんだよね……。ほじっては、筑摩文庫をめくる……。そしたらとなりの幼児づれの、幼児がおもちゃを落とした。それを鼻の穴からぬいた指でひろって、「はい」と渡していた……。
そこへさんま定食が来て、私は、「わあ、おいしそう」というキモチがとても減ってしまった。とても減ってしまった。

怒りというより、こういう人は、どういう心理なんだろう? つねにつねに、いかなるときも、鼻の穴に指が挿入されてないと落ち着かないのかな?瓶の蓋みたいに。