姫野カオルコ(嘉兵衛)のブログ…運営&宣伝=KOGA工房

★小説家。嘉兵衛は雅号。「嘉兵衛」で「かおるこ」と読む。
 
ちょっと前のもの
 
加賀美幸子さん大好き、宇治拾遺物語、fm姫野

●春に宇治拾遺物語を1年かけて再読。理由は大ファンの加賀美幸子さんがNHK第2(ラジオ)で、1年かけて朗読してくださるというので、加賀美さんといっしょに読みたかったから。宇治拾遺物語は「えー?」という話も多くて、ほんとにおもしろいですよね。みんなはどの話が好きかなー、と思ってAmazonのレビューを見た。

Amazonの本のレビューは見ないようにしているが、古典だと見る。むかしむかしの話だから、みんなのレビューも、のんびりしてて(のんびりしてるものが多くて)。「この男、イヤな男ねえ」とか、キライな意見でも、あくまでも作中人物に対してで、著作そのものをたのしんでのコメントで。のんびり読めるので、古典のレビューだけは安心して見られる。

そしたら宇治拾遺物語については、爆笑のレビューがあった。読んで、しばらく一人で爆笑していた。

●これ↓

『投稿日 2017/3/3−−百田尚樹さんの「雑談力」を読んで、この本を取り寄せてみました。 ページを開いたとたん、古文体そのままで、高校の古文の教科書より難解。 1ページも読み進むことができませんでした。』

レビューアは高校生か中学生? 「ページを開いたとたん古文体そのまま」って…。だって「宇治拾遺物語」なんだし

(;^_^A

 

profile  【ひ】 姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)=日本の小説家。心理小説。独特の筆致で、読者は男女同数。非大衆的な作風ながら『昭和の犬』で第150回直木賞を受賞。連絡先は「姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)公式サイト」の「連絡方法」から

http://himenoshiki.com/ 

 

 

京マチ子、角川シネマ新宿のエレベーターで、 fm姫野

「痴人の愛(叶順子版)」を見るのに、角川シネマ新宿のエレベーターで、カップルと私が乗り合わせた。カップルは75から78歳くらいかなあ。

おじいさん「今日はずいぶん混んでるなあ」

おばあさん「そりゃあ、出ている人がいいもの。田宮とか」。

主演は叶順子と船越英二で、田宮二郎はマアちゃん役の脇なんだが、おばあさんは断言していた。いや、ほんとですよね、ほんと。なにがすごいって、田宮二郎の二枚目ぶりがすごいのは、「ロマンチックでっしゃろ」と関西弁でふざけても水がしたたるところだ。「好みのタイプ」だとか「抱かれたいなにそれ」だとか、そういうレベルで言うのではなく、映画という文化に必要な俳優として、ほんとに二枚目である。

タイムショックしか知らない人は「女の勲章」をぜひ見なはれ、とくとく!京マチ子の部屋に窓から入ってくるシーン。こんな俳優があんなに早く死んで、息子さんまで早く死んで、ほんとに美男薄命(T_T)

https://www.amazon.co.jp/%E5%A5%B3%E3%81%AE%E5%8B%B2%E7%AB%A0-DVD-%E8%8B%A5%E5%B0%BE%E6%96%87%E5%AD%90/dp/B0009S8EN8

6月27日は友本さん、小梶くんの誕生日だ fm姫野

●今日は友本Y子さん、小梶Aくんの誕生日だ。二人とも私のことはおぼえてないと思うけど、おめでとうございます。

私は幼稚園や小学校や中学校のときのことをよくおぼえています。ビデオで録画したようにおぼえています。その人が着てた服、壁紙の模様などなど。

●ですが、同級生に会っても思い出を語らないように注意しています。それは、ほとんどの人は35才も過ぎると、ましてや還暦近くなっては、中学校や高校のころのことをおぼえていないので、くわしく思い出話をすると、その人としては自分がおぼえていないのに、自分がそういうことをしたと聞かされても、不気味な感触がするらしい。(あ、べつに悪いことを話すわけではないんですよ。たのしい思い出話とか)。

●それがわかってから、同級生と会ったときは思い出が喉元まで出てくるのですが、言わないようにこらえています。相手を気味悪くさせるだけだから。同級生から手紙をもらうと、それこそ1日中、その人との思い出がよみがえりますが、返事にそれを綴らないようにしています。相手は気味悪く思うだけだろうからと。

●こんなにおぼえていて自分でもやっかいなのですが、ところが私は、つい去年のことなどぜんぜんおぼえていない。大学生のころのことでも、ほとんどおぼえていないんですよ。だから大学生が主人公の話とか大学が舞台とかのドラマや小説や映画って、どうもピンとこないんですよね。老婆老爺が、こうですよね。昔々のことは鮮明におぼえているのに、つい昨日のことは忘れている。だから、大学生のころから、私の記憶機能は老婆状態だったんだろう。

 

 

山路徹の意外な発言 fm姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)

さっきニッポン放送(ラジオ)で山路徹氏がトランプ大統領のパリ協定離脱について「びっくりこいた人も多かったんじゃないか」と言っていた。「びっくりこいた」…。うーむ、山路徹氏は、びっくり「こいた」と言う方なのか。なんとなく意外だ。ずいぶん前に「週末婚」というタイトルだったかでキャリアウーマン役の女優が「ついこの前まで、あのこは必死こいて就職口を…」と言って、その役柄と、必死「こいて」というのに激しく違和感を抱いたことを思い出したさわやかな初夏の朝であった。

姫野カオルコ =姫野嘉兵衛。作家。非大衆的な作風だが独特の筆致で読者は男女同数。『昭和の犬』で第150回直木賞受賞。連絡先は公式サイトhttp://himenoshiki.com/の《連絡方法》参照。

近江高校、偏差値、びっくり 

びっくりした。なんでこんなに上がったの?ここにかぎらず、大学もだけど、私立は、営業手腕によって、偏差値もアップダウンか激しくて、びっくりする。そのこと、高3コースで教えてほしかった。大上郁子ちゃんみたいに、東京外国語大学でベトナム語をやるんだーと思ってる高校時代を送るのがいいんだよって、そんなことをもっと教えてほしかったなー、学研は。

B'z ホットドッグ、光源氏、敦盛、業平 fm姫野

せっかく大阪に来たので、翌日は須磨に行った。ナカジマくんに案内してもらう。3年のときは1年間をとおして京都書院の教科書の「源氏物語」をやった。須磨のところで、光源氏がなにかというと泣くのが、当時は「へんなの」と思われてならなかった。滋賀だから須磨というのがそんなに遠いかんじはせず(網走とか沖縄とかじゃないので)、「むかしはともかく、今の須磨ってどんなかなあ」と駅からの風景を想像していた。そしたら、ほんとにその想像のとおりの駅からの風景だったで、おどろいた。

それから敦盛の首塚とか色男業平が姉妹まとめてナンパした、その姉妹のゆかりの場所とか恨み節の道真が休憩した井戸とかをめぐってポケモンをつかまえたが、気になったのは駅前の白人が営業している飲食店。べつにひとことも言葉をかわさなかったのにオーラを感じた。肌がチリチリと感じるオーラ。それをあとで(店からずいぶん離れて、源光寺についてから)ナカジマくんに、というかナカジマくんにというともなくくらいに、洩らした。「さっきのなあ、あの人なあ、なんにもしゃべらへんかったのに、どっちかいうとにこにこしてはったのに、なんでかものすごいカラード蔑視感がただよってきた…」。するとナカジマくん、ふりかえり、大きな声で「そやろ!わしもそう思うねん、そんで、あのおやじとかかわりとうのうて、あの店入らへんねん」。うむ、私だけが感じることではないようだ。まあ、肝心の売り物を食べてないんで、たまたま3−7出身者だけが感じた、「気のせい」ということにしておこう。。。。営業妨害になってもいかんしね。

ダイエー、迷子 fm姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)

ダイエーの入り口前で、5歳くらいの女の子がすごい勢いで「お母さーん」「お母さーん、どこー、おうちー」と叫んで泣いていた。「どうした? お母さん、いなくなったのか?」と聞くと、肯くので、「そうか、じゃ、いっしょにさがそう」とダイエーの中に手をつないでもういっかい入らせ、サービスカウンターの人に「迷子らしいです」と言って、あとはお願いした。

勉強になった。泣いて、叫んでいたから、迷子とわかったのだ。泣かないでだまったまま困っていたら迷子ときづかなかった。それからこの子、お母さんのこと、ちゃんとお母さんと呼んでいた。ママと呼ばせず、お母さんと呼ばせているお母さんにものすごく好感を抱いた。男子高校生でも(家の中ではお母さんのことを)ママと言うやつがいて、趣味嗜好の問題だから人の勝手とはいえ、便所草履で頭をパカッとしばきたくなる。

地井武男さんの家、道を教えて下さったカップル、fm姫野カオルコ

昨日、道でGoogleマップを見ていたら「ここから北西に進み」と出た。「北西?北西ってどっちよ?」と思って、違う方向に進んでしまった(方向音痴)。「どうもおかしい」。しかし、年末のせいか、それとも高級住宅地のせいか、歩いている人などいない。と、カップルが歩いてきた。「×−×−×はどっちですか」と聞くより、「地井武男さんのお家を御存じですか?」と聞いたほうが早いかも…と考えていたら、通りすぎてしまわれそうな気がして、あせって、自分のスマホを見せて、ここに行くにはどっちに進むとよいですかみたいに聞いた。そしたら、ご親切にも、お二人はずっといっしょに地図を見ながら、目的地まで案内してくださった。

どうもご親切に、ありがとうございました。

profile

姫野カオルコ =姫野嘉兵衛。作家。'58滋賀県生まれ。非大衆的な作風だが独特の筆致で男女問わぬ読者。『昭和の犬』で第150回直木賞受賞。文庫化されて発売中。

http://ddnavi.com/review/179196/a/

 

熊切あさ美ちゃん、かわいー fm姫野

熊切あさ美ちゃん、ぶちかわいーでしたですよ。私の体重の半分だな、きっと。インスタグラム↓

https://www.instagram.com/asami_kumakiri/?hl=ja

我孫子武丸、小説家(作家)、スポーツ嫌い、イメージ/姫野カオルコ

退院後に我孫子武丸さんから「おだいじに」とのメールをいただき、ありがとうございますと返信するさい、「これからゆっくり仕事にスポーツに復帰してゆきます」と書いたところ、「スポーツ? スポーツなんかするんですか?」とえらく驚かれた。

我孫子さんが驚いたことに、私は驚いた。
そういえば、雑誌編集者にはときどきいるが、小説家や文芸編集者にはスポーツが趣味の人がほとんどいない。たまにいても、ジョギングとか水泳とかマシンでトレーニングとか、「ひとりでもくもく系」だ。

私は「ひとりでもくもく系」がきらいだ。
仕事をしているような気分になるからだ。
ああしろ、こうしろ、と指示されて、できなかったら衆目あるところでカッコ悪い目にあわなければならないスリルのあることをするほうがよい。
世の中と関わって、関わることでいやな思いを多少はしないと、なんだかだめになっていくような気がするのである。
そういうわけで、「私のスポーツ日記」(『野性時代』掲載)である……★以下、公開期限終了につき削除★……

(2009・9・26ブログ再アップ)